【鬼滅の刃】2 年 の 契 約 で す が、【極ﾊﾟﾛ】

Ｎｏ．27 ページ30

.Noside



「…、は？」


「…忘れてた、？」




うん、と頷く当主に呆気に取られる




「…冨岡さん、残り何軒の所までいきました？」


「まだ半分くらいか、」




はぁぁぁ、と盛大な溜息を吐くと、






「ごめんなさい冨岡さんチェンジ。明日以降にします


悲鳴嶼さん、


組内部の関連の資料持ってきて教えてください」






「…今から……？」




もう夕餉は終わり、湯浴みを済ませたら
就寝してもおかしくない時間だった





「…それから、時透くん、伊黒さん

第一段階は就寝までに終わらせるので、

明日更にこれを三段階にわけて置いてほしいです」







「…あの量を、？」




そう聞くと、にこ、と笑った彼女





「私、幼少期欲張りすぎて、

複数の事を同時にしてたみたいなんです。


ご飯食べながら耳で聞いて覚えるくらいなら、

朝飯前ってやつですね」





例えば、要注意人物は、どこどこの、何とかさんで、
扱ってる武器は何で…とつらつらと述べていった





「…、」


「…」





思わず息を呑む二人








「…それから、不死川さん、

どこの組の方とお会いになったのか教えてください

もし今ここに来られたら困ります」






不意に振られ、少し驚いた不死川は
あァ、と目を伏せ、それから告げた




「あー、いや、別に…

その辺の組でも何でもねェ輩だと思うぞ」




曖昧な返事にすぐに切り替えする当主




「じゃあ大丈夫です。

しのぶさん、甘露寺さん

明日の予定を教えてください」






「…明日も変わらず、です」




「明日も特に会合は無いかも、

急に来られたら別だけど…」






「わかりました。では、皆さんお疲れ様です。

悲鳴嶼さんだけ、就寝までお付き合いください」





トントン拍子に進められ

いつもの調子とは違った報告会議に
少し呆気に取られるも、皆すぐに部屋を出ていった

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