【鬼滅の刃】2 年 の 契 約 で す が、【極ﾊﾟﾛ】

Ｎｏ．21 ページ24

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少し間を置き、頭を整理してから再び口を開く


「…わかりました。

それまではあなた、」


「煉獄だ！」


「煉獄さん、組の動かし方を教えてください

屋敷の中を案内しながらお願いします」



私がそう言うと少し不思議そうな顔をする煉獄さん



「？さっき案内されただろう」



ここに来るまでに宇隨さんと甘露寺さんには

一通りは案内してもらった


…でも、



「…主要な場所が優先的にされていたと思うので、

裏庭、隠し部屋、隠し通路など全て教えてください。

今日のうちに叩き込みます」



そう告げると煉獄さんは、わかった、と頷いた



「…それから、暗記する資料ですが…

私の机の左隅に、右から早く目を通して欲しい順に

積んでおいてください。…ええと、」



「…時透、無一郎」

「伊黒だ。俺に命令する気か、」



「…時透くんと、伊黒さん、お願いします」



「はぁ、？お前今日から仕事で俺に…」



嫌そうな顔をする二人に念押しをする

伊黒さんは小声で文句を垂れてるけど気にしない



「あぁ、あと、しのぶさん、

生活のことで何かあればすぐに声をかけてください」


「…わかりました」



不服そうに頷いたしのぶさん



「本日会う用があったり、

本日中にカタをつけたいところはあります？」



そっちにもシフトチェンジすると、



「今日はないわよ〜」

「ねェよ」



と返されたので


「それなら明日以降でいいですね」



藤屋敷の場所は早めに覚えた方が良さそうだけど

近いところの挨拶回りは週末にする


ちなみに藤屋敷って言うのは

昔からこの組に協力してくれる縁の強い家らしい

説明は難しいけど

緊急時に身を隠す場所にできるような場所と言われた





「あと、……売上…経営……？」





一番やったことない分野に頭を悩ませる


組の統率くらいは実家でやってた

ていうか、一番私が強かったから、殴れば収まったし

何故かそういう私に付いてくるやつも多かったから

結構楽だった


「…経営学は一から教えてください。

それまでは任せてもいいですか？」


申し訳なく頭を下げると涼しい顔で宇隨さんは言った



「あぁ、ただし一月以内には覚えろよ」


「…わかりました」



…経済は苦手なんだよなぁ、



「…何だ、なんか文句あったか？」


「いいえ、よろしくお願いします」



嘘笑いを貼り付けて誤魔化した

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