検索窓
今日:3 hit、昨日:2 hit、合計:12,426 hit

09 ページ13

………?



……ちゃん?




…Aちゃん!





―――っ。

ヤバい、すごくぼーっとしていた。




「Aちゃん、大丈夫?なんだか思い詰めていたようだったけど…」


りょう君の優しい声。
わたしはいつもこの声に救われている。


「大丈夫だよ。少し考え事をしてただけだから…」




「おい、本当に大丈夫なのかよ。」


そう声をかけてくれたのはモモタロス。

顔は怖いのになんだか心の奥があたたかくなるようだった。



「あれぇ?モモタロスが心配してる〜!!!」


いひひっ、と意地悪っぽい笑みを浮かべる紫のイマジン。

モモタロスが殴り掛かったのをひょい、と避け私に言った。



「僕はリュウタロス。
Aちゃんって、これから僕たちと一緒に戦うんだよね?」



“戦う”……???

私が?なぜ?



「リュウ、やめとき。困っとるやないか。」


そう言ったのは黄色いイマジン。



「そうだよ。まだ決まってないんだから。
ね…、Aちゃん…?」


青いイマジンが言った。


「…でも僕は一緒に来てほしいな。」


そう言うと私の腰に手を回してきた。

動揺してしまい固まってしまったとき――



「このっ!スケベ亀ええええぇぇえぇ!!!!!」



ハナさんの素晴らしいパンチが炸裂。

あぁ、痛そう…。



「大丈夫?ったくもう…。
こっちの青いのがウラタロス。
黄色いのがキンタロスよ。」



あ、あぁ。

私、今すごく幸せだ。

この幸せがずっと続いてほしい―――



“戦う”ことをすればその願いは叶うのだろうか。

頭の隅で引っかかっていることも少しわかるかもしれない。






「私、一緒に戦いたいです。」







それでいいのよ―――。





そんな声が聞こえた気がした。

10→←*作者から…(お詫び)


  • 金 運: ★☆☆☆☆
  • 恋愛運: ★★★☆☆
  • 健康運: ★★★★★
  • 全体運: ★★★☆☆

ラッキーアイテム

革ベルト

ラッキーカラー

あずきいろ


目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (29 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
47人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

カエルと月(プロフ) - この作品を読ませて頂いて、更に電王が好きになりました!続きが気になります! (2018年6月8日 3時) (レス) id: 84b28c0c36 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうみん - すごいなあ彼女ちゃんいきなり電王変身しちゃたあ、イマジンやつけちゃたあかっこいい良太朗があわれて、彼女ちゃんがリョウ君て続きが楽しみです (2018年2月15日 20時) (レス) id: 307c709a46 (このIDを非表示/違反報告)
killerハリケーン(プロフ) - Ajuriさん» 分かりました(^-^) (2018年2月1日 10時) (レス) id: 07ace89041 (このIDを非表示/違反報告)
Ajuri(プロフ) - killerハリケーンさん» ごめんなさい(_ _)Twitterやってないので... (2018年2月1日 7時) (レス) id: 703e84b538 (このIDを非表示/違反報告)
killerハリケーン(プロフ) - Ajuriさん» Twitterとかやってますか?やったいたら友達になりませんか? (2018年1月30日 23時) (レス) id: 07ace89041 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:Ajuri x他1人 | 作成日時:2018年1月19日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。