甘々と辛党の狭間で・・・・・ ページ10
これは鈴香がまだ真選組に入隊する前の話。
〜回想(鈴香入隊前の真選組屯所)〜
近藤「毎回、ミツバ殿からあの煎餅が来ているから隊士のみんなが火を吹いているな〜。」
土方「ああ、俺も辛くてあんま食えねえけどな、でもミツバの気持ちはわかる。」
近藤「そうか、トシらしいな。」
山崎「副長〜!!激辛せんべいが届きました〜。」
土方「おう、山崎ありがとな。ん?何か言いたそうな顔してんな。」
山崎「実はその『激辛せんべい』だけじゃないんです!!届いたものが。」
土方「なんだ?」
山崎「それが見廻組から送られてきたものなんですが・・・・・」
土方「なんだこれは?」
総悟「ドーナツですねィ。」
近藤「ドーナツか〜・・・・・確か昔ドーナツよく食べてる子がいたな〜。」
山崎「その子って一体誰なんですか?」
近藤「女の子なんだよ。」
山崎「ほんとですか!?副長!!」
土方「ああ、ホントだ。」
そんな話をしていた真選組隊士達ですが・・・・・
総悟だけは・・・・・
総悟「ドーナツ・・・・・・・・・・もしかして、鈴香!?」
近藤「どうしたんだ?総悟。」
総悟「俺、急用を思い出したんで!!」ビュンッ
近藤「待て、総悟!!」
土方「総悟は?」
近藤「どっか行っちゃったよ。」
土方「やれやれだぜ。」
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作者名:松本鈴香 | 作成日時:2017年7月19日 0時