第5話 ロシアの寒い冬 ページ6
A「･････((´д｀)) ﾌﾞﾙﾌﾞﾙ…ｻﾑｰ」
露「Aちゃん､どうしたの？」
A「寒い･････」
露「大丈夫？良かったら僕とペチカの前に行かない？」
A「ペチカ？あの暖炉？」
露「うん､そうだよ(＾し＾)」
イヴァンはニッコリとしてAに言ったあとAを姫抱きして連れて行ったのだ｡
そしてペチカの前に来た時､Aは崩れ落ちる様に座り込んだ｡すると隣にイヴァンも座り込んで来る｡
イヴァンは気付くとAに抱き着いてAも抱きしめ返すのであった｡
露「Aちゃん､こうしていると温かいね(＾し＾)」
A「ええ･････/////」
Aはイヴァンに抱き着かれて居ると思うと何だか幸せで温かい気分になって来ていて･････それだからなのかAもイヴァンの事を今まで『嫌い』だなんて言ったことを悔やんでいたのでもあった｡
露「Aちゃん､僕の事好きになったんだね(＾し＾)うふふっ」
A「イヴァン｡」
露「ん？どうしたの？」
イヴァンは笑顔で聞いてくる｡そしてAは悲しそうな表情でイヴァンに自分の言いたかった事を言っていたのだ｡
A「イヴァン､今まで貴女の事を『嫌い』だなんて言って本当にごめん･････っ」
気付いたらAの目からは涙が溢れていた｡イヴァンはAが泣いているのを見ると大きな手で拭っていたのだ｡
A「え･････？」
露「Aちゃん､僕はもうそんな事気にしてないよ(＾し＾)」
A「イヴァン？」
Aはイヴァンが笑顔だった事に対して不思議に思った｡それでもイヴァンは優しく笑顔で言う｡
露「僕はねAちゃんがいつか僕の事を好きになってくれるって信じてたからね(＾し＾)」
A「イヴァン･････」
露「だからAちゃん､もう気にしなくても大丈夫だよ､元々はプロイセン君が悪いんだから｡」
イヴァンは笑いながら言うとAも少しだけど笑顔になる｡イヴァンはAに毛布を掛けてくれた｡Aはそれでさらに温まったのだ｡
露「Aちゃんには風邪引いて貰いたく無いからね｡」
A「イヴァン､ありがとね/////」
Aとイヴァンはロシアの寒い冬の中､暖かく家で過ごしていたのだ｡
続く (更新停止中)
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作者名：黒猫☆Nocturneヽ(*´∀｀)ノ | 作成日時：2018年8月19日 23時
