第5話 卒業からの事で ページ6
A「あの頃も楽しかったわ･････」
ショ「何読んでるの？」
A「中学の時の卒業アルバムよ｡」
ショ「A､この頃も可愛かったんだね･････」
A「え､そんな事無いわよ｡」
ショ「でも､今も可愛いと思う｡」
A「･････何か､ありがとね｡」
そんなAとショパンでして･････
ベト「これは何だ？」
シュー「どうしたんですか？先輩･････」
ベト「こんな物が落ちてた｡」
シュー「要するにこれは･････楽譜ですね｡」
リスト「楽譜？何の楽譜なのかしら･････」
ワグ「旅立ちの日にって書いてあるよ｡」
モツ「旅立ちの日にって一体どんな曲なんだろ･････気になるな〜♪」
ベト「ヴォルフがそういうなら俺も気になるからな｡」
シュー「明日､A殿に聞いてみましょう｡」
リスト「そうね｡」
旅立ちの日にと言う合唱曲の楽譜を拾ったと言うクラシカロイド達･････
翌日･････
リスト「A､これは何なの？」
A「あ､それ？それは中学の時に伴奏していたからよく覚えてるんだけど･････卒業式にみんなが歌ったって言う『旅立ちの日に』の楽譜なのよ。」
シュー「奥が深いですね･････」
ベト「今日､学校について行ってもいいか？」
モツ「僕も行きた〜い♪」
ワグ「ちょっと覗いてみたい｡」
A「良いわよ､でもクラシカロイドだって事はバラさないでよね｡」
リスト「分かったわ｡私はチョッちゃん連れて来るから｡」
A「頼んだわよ｡」
リスト「チョッちゃん､出ておいで〜｡」
ショ「何？」
リスト「今日はAちゃんの学校に行く日よ｡」
ショ「うん･････知らない人無理だけどAが行くなら･････」
何故かいつもと違うショパン｡普段は引きこもってネトゲをしていたりする事が多いのに｡
第6話 伴奏者の乙女と指揮者の貴公子→←第4話 ワーグナー､学校へ行く？
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作者名：スー☆ | 作成日時：2018年2月24日 7時
