東条大好きヒロインちゃん。【俺スカ】 (ページ3)

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オベンキョー会ページ3

東条side

「じゃあ、世界史と国語、どっちやる？」

「んん、どっちがカンタン？」

「Aの頭じゃどっちも同じだと思うけど？」

「今あたしのことばかにした？」

「してねーよ？」

「そぅお？じゃいいや。世界史やるー！」

はーい！と手をあげるA。可愛いなぁ～←
Aを見るだけで日頃の疲れが吹っ飛ぶんだよな。癒し。

「俺も分かんないとこあると思うけど、一緒に頑張ろーぜ」
　
「頑張ろーぜっ！！」

今、俺の真似した？めっちゃ可愛いんだけど。え？可愛すぎ！
俺の膝に座って満足そうにシャーペンを回す。
…………でもなA、ペン回しできてない。ぶんぶん振り回してる。

「正義なんでペン回しできんの？」

「さーぁ？何でだろな」

「Aもペン回しする！」

必死でペンを握って回そうとするのも可愛い……………………

＿＿＿＿＿ってそうじゃなくて！！

「勉強会だろ？ほら、勉強勉強。」

「お、そだ！忘れてたっ！」

「じゃーあー、これは分かるか？」

「わかんない(即答)」

「えぇぇ」

マジかよ。コレ俺でも分かるぜ？
基礎中の基礎だろうがよ。

「これは、この年に＿＿＿＿」

・

・

・

・

１時間後。

「ちゅかれた…………」

え、待って今、ちゅかれたって言った？
眠くて呂律回ってないのな。可愛い。

「正義、ねむい」
　
「んな事、見てりゃ分かるよ。」

「んん…………」

もう目を開けるのが精一杯だったらしく、ぎゅーってしたらすぐ寝た。

「…………Zz」

「…………ふふ、おやすみ、俺の可愛いA。」