ぶりっ子は実は歌い手でした。【歌い手】

頼むよ96猫！ ページ3

you side

『みなさーん！おはこんにちばん、すーらです！』

今日はYouTubeに普通(？)の動画を投稿しようとした。
企画は、ズバリこれだ！！

『今回の企画はー！ダラン！！96猫さんにドッキリしてみたー！』

一応、黒那の方が歌い手活動は長いから、96猫さんだ。
しかも、YouTubeでは私と黒那が姉妹ということを全く言っていない。

『内容はですねー、いきなり私から縁を切ろうと言ったら96猫さんは果たしてどうなるのか！？とい
うドッキリです！』

黒那には、おうざっぱには内容を伝えておいた。

私のことをお姉ちゃん呼びしているので、本当にドッキリしてお姉ちゃんと呼ばれたらダメだから。

『では、早速96猫さんを家に呼びたいと思います！今回は、リビングと玄関の2箇所に
監視カメラを置いております！LINEで呼び出しましょう！』

すーら96猫さん!もうすぐ約束の時間ですよ!ちゃんと来てくださいよね!
96猫え、もうそんな時間?急ぐ三へ´ω`へ)


『く、96猫さんってLINE面白いですねw』


96猫着いた!ピンポン押していい?
すーらうんー

ピンポーン

『早いw』

ガチャ

ここまでは普通に予定通りだ。
なにも変わったことは無い。

「すーらちゃんっ！」

『96猫さん！』

って、あれ？

『え、後ろにいる人って……』

「まふまふさん！」

黒那は まふまふを つれてきてしまった！

え、あう、どうしよ

『くろなっ、今は企画中だよ！？動画撮ってるんだよ……？』

「え……あ。お、思い出した……。」

『もう、黒那のバカっ！』

やっぱり忘れてるし……まぁ、そうだよね、うん。
黒那のことだから忘れてると思った！うん！

「……あのー……。」

あ、まふまふさんを放りっぱなしにしてた。

『あぁ、えと、これには訳が……。』

「もしかして、96猫さんとすーらさんって姉妹なんですか！？」

あぁ、終わった……。

「……あ、えっと、まふまふさん？勘違いは良くない、ですよ……？」

『そうですよ、まふまふさん……。』

早くここから逃げたい……！！

えぇぇぇぇぇ！？→←まふまふさんとコラボしたい！！

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