ぶりっ子はやめられない!(?) ページ3
you side
「___ということでぇ、第74回ぃー入学式をぉー終わりまぁす!」
いやここの校長雑だなおい。
あ!しまった素が…どうも私です。(?)
桜丘音楽大学の入学式が今終わった!!長い!!
クラスは科ごとに違うらしく、私は声楽科の中のA組だ。
名簿を見てみると、なんとうらたくんの名前もあった。
私大学で1人も友達いないってことになりそうだったから良かった…。
「お!すーらも一緒なんだ!!」
『あ、うらたくん!やったねー!』
私たちがきゃあきゃあ騒いでると。
「…邪魔なんやけど。」
『へっ?あ、すいません…。』
金髪のイケメンくんが私たちの横を通ろうとした。
さすがにここいたら邪魔か。私はそう思いうらたくんと一緒にどこうとすると…。
「…あれっ!?センラ!?」
「…うらさん!?」
あれ?2人とも知り合い?
「え、センラも声楽科だったんだ!それなら教えてくれよー!」
「うらさんこそ教えてやー!」
わ、仲良い。下手したら腐女子湧くよ。
…じゃなくて
『…あのー、うらたくん、この人誰…。』
「っあ、すーらは知らないよな。えっとコイツは海野千良。センラって呼んであげて。」
『千良くん…。』
ん、まてまてセンラってあのセンラ??
いや、んなわけないよね。
「で、センラ。この子は俺の友達の小原Aちゃん。高校の時から仲良いんだ。」
「へぇ。Aちゃん、よろしくな。」
『あっ、こちらこそよろしくお願いします…。』
やっばいい千良くんってセンラさんなのかな。気になりすぎて死にそ←
「なんかすっごい綺麗な声しとるなー。なんかほら、Aちゃん歌い手って知ってる?」
『はい。』
「知っとるんやー!あ、でな、歌い手のすーらって子とむっちゃ声が似てて…な、うらさん!うらさんもそう思わん?」
「あ、あ…確かに。」
うらたくん露骨に出すぎ!私が歌い手ってことバラしたら私の大学生活終わるからね!!
うらたくん冷や汗やばいよ。
『まぁ、私歌い手は知ってるけどすーらって子は知らないです。』
バレたら私のこの平和な大学生活終わるから!
色々と大変だから!!
「ふーん、そうなんや。また動画見せるわー。」
というな千良くんって人懐っこいなー。
こんな冷や汗垂らしてる女子見てなんも思わんのね。
人懐っこいというかただの鈍感では((
ひとまずこれで隠し通そう…!
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碧衣(仮) - 良い展開ですね!先が楽しみです!頑張って下さい! (2019年9月16日 7時) (レス) id: 59510316c9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ちょこ | 作成日時:2019年9月5日 19時