ぶりっ子は実は歌い手でした。2【歌い手】

大学に行っても ページ1

you side


はろーえぶりわん、はーわーゆー？



…すみません、やってみたかったんです。




じゃなくて！！はい、どうもAことすーらだよ！！！

皆私の事覚えてる？すーらだよ！！(2回目)

まぁ、なんでこんなテンション高いのかっていうと…。


『音楽大学あともうちょっとだ…！』


この度、私は桜丘音楽大学という音楽大学に入学することになりました！

時は遡ること1年前



＊＊＊＊＊＊＊



『はぁ…今日も頑張った…。』

「おつかれー、すーら。」

『おっ、うらたくん！』

私たちがまだ高校三年生のはじめのころ初めの頃

高校三年生となって、皆行きたい大学について悩んでいた。

「すーらはどこの大学行きたいの？」

『私、行きたい大学はあるんだけど…偏差値高いんだよね…』

「あー、俺も。というかAってどこの大学行きたいの？」

『ここなんだけど…。』

私はうらたくんに「桜丘音楽大学」と書かれた紙を見せた。

「あ、桜丘音楽大学なんだ。実は俺もそこ希望でさ」

『えっ、そうだったんだ！！』

意外なことにもうらたくんも同じ所を希望していたらしい。

私の周りはだいたい普通の大学に行くから同じ人がいなくて不安だったけど、うらたくんがいると思うと安心した。

「というかそこ…まふもいってるとこ？」

『そうだよ！まふくんも行ってて、勧められてたりしたからさ。』

「ふーん。」

『ここの音楽大学って科が色々あるみたいだね。』

「そうそう。オーケストラ科、制作科、声楽科、ピアノ科…この4つらしいよ。」

『へぇ、詳しいんだね。』

確かまふくんは制作科だっけな…と思いながらうらたくんの話を聞いていた。

「あっ、でもまふは2個所属してるらしい。あの大学は2個までなら被ってていいらしい。」

『え、そうなんだ！じゃあまふくんは制作科と声楽科かな？』

「多分。あそこの科は同じ棟にあるから移動も楽らしいよ。」

『そっかー。』

私は音楽作れないから声楽科に行きたいなーなんて思った。

吹奏楽は中学2年生までやってたけど…まぁ、色々あってやめた。
だから長い間楽器に触れてないし、オーケストラ科はやめた。

ピアノ科も、前までピアノはしていたけど…下手だし、行けない。

『ねぇ、うらたくんはどこに入るの？』

「俺は声楽科かなー。まふみたいに音楽作れないし、楽器系はあんま出来ないし…。」

『私も。』


＿＿＿＿

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区切り悪すぎてすいません…

やはり私は…→

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