44話 ページ9
｢これは……また派手な……｣
この建物は森林に囲まれており火を放ったとしてもここまで見通しを良くするにはかなりの威力または時間が必要となるはずである。
gr｢大先生外はいつからこうなっていた？｣
ut｢二回目に聞こえた爆発音からやね。外に出ようとした人達はその煽りをくらってるはずや｣
｢建物を狙った爆破じゃないってことですか？？｣
ut｢現時点では憶測に過ぎへんけど……そうやと思う。｣
今回集まっているのは各国の重要人物ばかりだ。その為警備も並大抵のものでは無い。にも関わらず森林を吹き飛ばすだけにとどめた理由は？こんな威力があるなら建物ごと潰せば早いはず……最初の揺れで外に誘き出す、などと回りくどい方法をとった意図が全く掴めない。
gr｢……今のままだと情報が足りないな。一旦コネシマ達と合流するぞ｣
｢了解｣
考えても答え合わせができるわけでもない。
ともかく迎え係として近くにいたコネシマさんとシャオロンさんに合流するため走る。
合流地点は意外と近く 携帯式転移魔法を展開した二人が待っていた。
Shao｢意外とはやかったな｣
少し驚いたように彼はこちらに意識を向ける。転移魔法は便利だが遠ければ遠いほど設置に時間がかかる。行く場所に専用の目印が無ければまず行き先として指定すらできない。その為緊急用の移動手段として持ってきたものだ。
kn｢後もうちょいで設置終わるはずやで｣
ここ一帯ははシャオロンさんの魔法の効果で認識されにくくなっており、敵の襲撃はほとんど無い、が気を抜くわけにも行かないため警戒を続けていると僕達が走ってきた方角から強烈な殺気を放ち移動する気配がする。流石に皆気づいて腰を上げる。
｢時間稼ぎいきましょうか？｣
このままだとこちらに来ているヤツはこの場所を探し当てるだろう。気づきにくいと言うだけで虱潰しに探されると普通に気づかれてしまうし、設置が終わっていない以上、誰かしらが相手になる必要があるのだ。
gr｢目的はあくまで時間稼ぎだぞ やり過ぎるなよ｣
｢了解しました。｣
時間稼ぎをするならば遠距離から攻撃するのが1番いいのだが……果たしてどうるやら
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紫陽花(プロフ) - チェシャさん» 今更になりましたがありがとうございます！頑張ります！！ (2018年11月11日 21時) (
レス) id: d583647217 (このIDを非表示/違反報告)
チェシャ - 続編おめでとうございます！これからもお体に気をつけて更新頑張ってください！ (2018年11月2日 20時) (レス) id: bce2687db4 (このIDを非表示/違反報告)
紫陽花(プロフ) - まるさん» ご指摘ありがとうございます。確認不足で申し訳ないです。 (2018年10月28日 1時) (レス) id: d583647217 (このIDを非表示/違反報告)
まる - 作品を作る前にルールをしっかりご確認下さい。オリジナルフラグをちゃんと外して下さい (2018年10月27日 19時) (レス) id: 403bff38f1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫陽花 | 作成日時：2018年10月27日 18時
