39話 ページ4
｢失礼します。｣
os｢いらっしゃいめう〜｣
意を決して部屋に入ればまず目に入る1面に広げられている服たち。しかもその殆どが女物である。その中でそれらを物色していても違和感がないオスマンさんは一体何ものなのだろう……
｢…この服たちは何処から……？｣
前にここに入った時はここまで服が多くなかったと記憶しているため疑問に感じ問いかけてみる。
os｢知り合いのツテで借りたヤツやで〜！俺的にはこのへんとか似合うと思うんだけど……どう？｣
外交官のツテは凄そうだと思いながらも顔を顰める。今まで普通の格好でさえあまり気を使ってこなかった自分としては一生分と言われても納得出来るこの量から似合うものなんて到底選べる気がしないからだ。しかもドレス
｢僕にはいまいちわからないので……過激なやつでなければおまかせします。｣
数分あたりを見回しつつ考えてみたが全くピンと来なかっため結局おまかせする事にした。
その後は着せ替え人形のように服を当ててみては変え、着てみては変えの繰り返しであった。数時間の格闘の末決まったものは深海の様な深みのある青のグラデーションのタイトシルエットのドレスだった。骨格を誤魔化せるように肩をストールなどで隠す事である程度誤魔化せるようだ。僕はあまり筋肉が付きにくいので脚は普通にしてても良いとのことだった。
ここまでは良かったのだ、ドレスを着るのは抵抗があったし、普通に嫌だったが受け身でいればオスマンさんが勝手に決めてくれたから。
os｢よし、服決まったし次は作法指導やな！！｣
これが1番地獄であることをこの時既に疲れていた僕はわからなかった。
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紫陽花(プロフ) - チェシャさん» 今更になりましたがありがとうございます！頑張ります！！ (2018年11月11日 21時) (
レス) id: d583647217 (このIDを非表示/違反報告)
チェシャ - 続編おめでとうございます！これからもお体に気をつけて更新頑張ってください！ (2018年11月2日 20時) (レス) id: bce2687db4 (このIDを非表示/違反報告)
紫陽花(プロフ) - まるさん» ご指摘ありがとうございます。確認不足で申し訳ないです。 (2018年10月28日 1時) (レス) id: d583647217 (このIDを非表示/違反報告)
まる - 作品を作る前にルールをしっかりご確認下さい。オリジナルフラグをちゃんと外して下さい (2018年10月27日 19時) (レス) id: 403bff38f1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫陽花 | 作成日時：2018年10月27日 18時
