死者に呪いと復活を2【呪術廻戦】

作戦会議 ページ9

開始前の作戦会議中のこと。


ワタシ達は1枚の方眼紙に駒を置いて作戦会議をしていた。



『うーむ、こりゃ負け確だね〜、あの我らが訓練担任の伏黒甚爾を1度殺した最強くん達。家入パイセンは反転術式で相手を治癒できる。んで、1年は7対3の場所が弱点になる術式持ちと近接向きの術式持ち』



「んでこっちは戦闘に不向きな操霊呪法の1年と、俺の禪院家相伝の投射呪法。あとは湊くん達雑魚、悟くんに負けるのはともかく俺は他の奴らに負けたないで」


“誰が雑魚だー！！”
“クソ直哉ー！！！！”
“うんこクズ！宇宙人！！！”

直哉の批判が叫ばれたが直哉は気にしてない様子。

五条より直哉のほうが批判が多かった気がするが気のせいだろう。うん、気のせいだ、きっとそうだ。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

「えーっと、ルールは簡単です。この森に放たれた呪霊を祓ってください。その祓った呪霊の数が多い方が勝利となります。
勿論､術士どうしの戦いもOKとします。殺し以外は！！こ・ろ・し・以外は！！！！いいわね！？特に東京2年の男問題児共！！」



女の人がルール説明をした開始直後、


「クソザコでブスでチビでバカのなーーおやくーーーん！あーそびーーましょーーーーー！！」

そう叫ぶ五条の声が聞こえた。




『待て直哉、落ち着け！！？おい、バカ！アホ！直哉！？ハウス！！ハウーーーース！！！』


それを聞いた直哉が今にも暴走して1人で東京陣に突っ込んでいきそうなのでワタシが止めてます。

巫山戯んな。五条アイツ､ワタシを巻き込むんじゃねぇよ。



「誰がアホやシバくぞカス！！！」

『だーかーらー！暴れんなって！！ってかこれ甚爾くんに見られてるかもよ！！？』



甚爾くんの名前を出すとキリッとし始める直哉。
クソだ！！！！


「この作戦.....ホンマに上手く行くんやろうな？行かんかったら......分かっとるやろ？」



『ごめん分かんない☆』


「いてこますぞクソアマ」





『でもまぁ灰原を......』


後ろの森からなにか大きな音がしたと振り返ってみたらそこには夏油と空飛ぶ呪霊がいた。





「悟〜、禪院さんとAちゃん見つけたよ〜！」

「マジ〜！！？あ、ホントだ。
よぉ京都の生意気2人衆、先輩が調教しに来てやったぞ」


最強2人組が揃ってしまった。

だがしかし、ここまではワタシの作戦通り。





「『.........』」




『直哉！！』

「分かっとるわ！！」




「逃げるで！」『逃げるぞ！！』


「「え」」

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