お呼び出し ページ6
約1ヶ月後。
ワタシは上層部から呼び出しの連絡が来た。
「おいカス、お前なんかしたんか」
直哉にそう言われたが、ワタシはなぁーーーんにもしていない。
なにがなんのことでどうなってるんだか。
ワタシは上層部の集まる部屋に着くまでの長い廊下を歩いていた。
さっきからコソコソとした悪口が聞こえてくる。
“あの女が時期夏落家の.....”
“何故女などに使えねばならぬのだ”
“模擬戦の勝ちを金で買収したって噂だ”
“なんて卑怯な.....!!”
“早く辞めればいいのに....”
などなど、色々な陰口を叩かれたわけですが。
何故陰口を叩くのか。
文句があるなら正面で言えば良いじゃん。
それか本人のいない所で言えば良いじゃん!!!
聞かれてなけりゃ無実なんだよ!!カス共がァ!!!
ワタシが扉の前に立つと勝手に扉が開いた。
『で?話ってなんですのん?』
「理由など分かっておるであろうに....」
ワタシの周りの障子の後ろに老人の影が映っている。
ワタシはその中心に立たされていた。
「貴様が蘇生した禪院甚爾の主導権を寄越せ」
「万が一と言うこともあるからのぉ」
『いやムリっすね。まず甚爾くんの苗字は伏黒だし、甚爾くんに命令の主導権とかないんで。まず渡し方とかないしムリっすね』
『そんじゃ!!』
ワタシは今すぐこの部屋から出たかったので、適当な説明をして帰ろうとした。
「待て」
引き止められてしまった。
空気読めや老人共さっさと保険金下ろして死ね。
「禪院甚爾の情報を禪院家や御三家に流せばヤツは処刑され、貴様の夏落家も堕ちる、ということを忘れるな」
宣戦布告宣言されちった☆
「それと追加じゃが貴様、蛇宝を探しておるのであろう?ならば受け取るがいい」
そう言い、ワタシの元に白色の薄く濁った色の魂が現れた。
それには呪力が篭っており、特級呪物と同格の物だった。
『アンタらが持ってたんですね。んじゃ、遠慮なく』
ワタシはその宝珠を口の中に入れ、飲み込んだ。
ワタシの蛇眼はこの蛇宝を全て取り込まないと本来の力が発動しない。
らしい!!!!
だから飲み込むのであーる!!!!
分かったか貴様ら老害共ぉ!!!
「それだけじゃ、もう帰れ」
『それじゃー』
___________
『そろそろ動こうかな』
ワタシが取り込んでいる蛇宝は3つ。蛇宝は全部で8個。
そのうち2つは禪院家にある。
めんどくせぇー
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ねこぼん - ああああああああああああああああああああさん» ぶっ通し!!?ありがとうございます!!了解です!気をつけます! (4月27日 17時) (レス) id: ed029dc327 (このIDを非表示/違反報告)
ああああああああああああああああああああ(プロフ) - 掛け合いや展開が面白くてぶっ通しで見ちゃいました……!お体に気をつけて更新頑張ってください! (4月26日 15時) (レス) id: b7b5d1d0dc (このIDを非表示/違反報告)
ねこぼん - 海獣さん» わ、うれしいです!!!ありがとうございます!!!! (2月15日 18時) (レス) id: ed029dc327 (このIDを非表示/違反報告)
海獣(プロフ) - めっちゃ可愛かったです!!キャラたちがかわいい!!あざす!! (2月13日 18時) (レス) @page7 id: b62edcffd1 (このIDを非表示/違反報告)
ねこぼん - 海獣さん» 返信遅くなってすみません、!!わ、ありがとうございます!!蘇生系とか今のとこ見た事なかったのでいいかなと思いました!!あのイラストじゃ服とか分かんないのでまた載せる予定です!! (2月6日 19時) (レス) id: ed029dc327 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ねこぼん | 作成日時:2024年1月27日 9時