めんどくちい ページ13
次の日、個人戦が始まった。
家入硝子は不参加で、初めは直哉と五条だった。
勝ったのは五条。
すぐボコボコにされて秒殺されると思っていたが、思いの外長続きした。
試合時間は約6分で直哉気絶、五条無傷だった。
ワタシの相手は.....
『負け確だし、適当にやって負けよ』
「私の相手は夏落か、お手柔らかに頼むよ」
『そりゃコッチのセリフだっつーの』
夏油傑だった。
まず勝てるわけない。五条の片割れだぞ、勝ち筋ねぇだろうがふざけんな。
ワタシ達は半径10mの結界内に入った。
この結界は外野が巻き込まれないようにという物らしく、補助監督が張ったものらしい。
審判は甚爾くんと夜蛾セン。
「初め！」
合図が聞こえたと同時にワタシは詠唱を初め.....
なかった。
夏油が先に詰めてきたのだ。
ワタシに向かって蹴りが放たれる。
『うわっ、』
やっとの思いで避けたが当たれば骨折だった。
『お手柔らかにって言ったじゃん！！！ガッチガチだぞお前！！！柔らかいって知ってるか！？お前はコンクリだよ！ふざけてんのか！』
数メートル遠ざかり叫んだ。
それに夏油はニコニコして答えた
「こんなのまだ序の口だよ」
『ふさけんな筋肉ゴリラ！！！！』
そのまま戦闘は続き、段々と慣れてきてしまったワタシは永遠と前髪ゴリラの攻撃を避け続けた。
そろそろ疲れたな......
試合時間は進行形で18分。
『シン・陰流 居合【夕月】』
「ｯ、シン・陰流かい？まさか君が門下生だったとはね」
『ウチに門下生が居てね、ソイツのを見て真似たんだ。そしたらできたんだよ。まぁ見様見真似の猿真似ちゃんだけどね！』
戦いは加速する。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
「Aはさぁ〜、昔っから観察眼が凄いんだよね。俺の術式が焼き切れるタイミングも一目見ただけで分かってた。まず簡易領域なんて見様見真似で出来るもんじゃない、まぁ俺はできたけど！」
「アンタのそう言う所が尊敬されない理由なんですよ。.......つまり、夏落はそれほど人間を見ていて」
“信頼していない”
七海建人はそう悟った。
信頼しているならば隣にいる夏落Aに蘇生された灰原のことだって話していた。
自分達に仕掛けを話さなかった。
情報を漏らさないために。
「そ、アイツはねぇ､多分誰も信用してないんだよ。んで、俺ら全員利用しようとしている。傲慢な奴だよ、ホント」
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ねこぼん - ああああああああああああああああああああさん» ぶっ通し！！？ありがとうございます！！了解です！気をつけます！ (4月27日 17時) (
レス) id: ed029dc327 (このIDを非表示/違反報告)
ああああああああああああああああああああ(プロフ) - 掛け合いや展開が面白くてぶっ通しで見ちゃいました……！お体に気をつけて更新頑張ってください！ (4月26日 15時) (レス) id: b7b5d1d0dc (このIDを非表示/違反報告)
ねこぼん - 海獣さん» わ、うれしいです！！！ありがとうございます！！！！ (2月15日 18時) (レス) id: ed029dc327 (このIDを非表示/違反報告)
海獣(プロフ) - めっちゃ可愛かったです！！キャラたちがかわいい！！あざす！！ (2月13日 18時) (レス) @page7 id: b62edcffd1 (このIDを非表示/違反報告)
ねこぼん - 海獣さん» 返信遅くなってすみません、！！わ、ありがとうございます！！蘇生系とか今のとこ見た事なかったのでいいかなと思いました！！あのイラストじゃ服とか分かんないのでまた載せる予定です！！ (2月6日 19時) (レス) id: ed029dc327 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ねこぼん | 作成日時：2024年1月27日 9時
