048. Shiraishi ページ11
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お昼を食べ終わった後に乗ったエレベーター。
私、緋山先生、藤川先生、そして藍沢先生とA。
冴島さんを抜いた5人が揃ってる。
「──なんで言ってくれないのかなあ…なあ、お前だったらどう?」
横にいた緋山先生に話を振る藤川先生。
ていうか藤川先生、こんなに皆に広めちゃって大丈夫なのかな。
「…知らないよ、言わないこともあるでしょ」
「なんで?普通言うだろ」
「あんたの子じゃないんじゃん?」
冗談なのに、冗談ぽく言わない緋山先生。
一瞬間が空いて、気まづい空気が流れて、そして私にも目を合わせてくる。
「冗談でもやめろよ!?」
「…ていうか藤川先生、まず人に言っちゃいけないと思うよ、こんな大事なこと」
「え?言っちゃダメなの?」
「あったり前でしょ!あんた馬鹿なの!?」
「そういうもん?…アイツ、お、怒るかな…?」
「まー…一生言われるか、別れるか。どっちかだね」
「そういうもん…?…やばいな、ヤバいなこれ…!」
一人で騒ぐ藤川先生。
こっちだって、冴島さんじゃないんだし、そんな夫婦間の問題に簡単に口出しできないよ。
そして、エレベーターに乗ってからまだ1度も話に入ってこない藍沢先生とAが揃って口を開いた。
「…──ひとつ確認していいか?」
「…お前ら付き合ってたのか」
「…あなた達付き合ってたの?」
また一瞬静まり返って、
緋山先生と藤川先生と目が合った。
「え…」
「──そっから!?」
話に入ってこなかったのは…
2人とも知らなかったから…だったんだね…
2人とも長い間救命を離れていたからなのかもしれないけど、まさか知らなかったとは…
私と緋山先生と藤川先生が口を開けているのに対して、Aと藍沢先生は目を逸らしていた。
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みき(プロフ) - 萌娜さん» 作品感動しましたので、これからもどんどん更新してほしいです!頑張ってください!q(^-^q) (2018年2月4日 10時) (レス) id: 1722f61193 (このIDを非表示/違反報告)
萌娜(プロフ) - Ray@二次元LOVEさん» ご指摘ありがとうございます(*^^*)訂正させて頂きました(><)ありがとうございました(__) (2017年10月23日 1時) (レス) id: 3c9022af09 (このIDを非表示/違反報告)
Ray@二次元LOVE(プロフ) - コメント失礼します。「59ー緋山」の父親の台詞が"趣味"ではなく"祝儀"になっています。訂正の程宜しくお願い致します。更新頑張ってください。応援しています。(o´・∀・)o! (2017年10月23日 1時) (レス) id: 06af8140b6 (このIDを非表示/違反報告)
萌娜(プロフ) - 香月さん» ありがとうございます(*^^*)感激です(><)とても嬉しいです(^0^)これからもよろしくお願いします(__) (2017年10月22日 23時) (レス) id: 3c9022af09 (このIDを非表示/違反報告)
香月(プロフ) - すごく読みやすくて面白いです!続き楽しみにしてます!!(^^) (2017年10月22日 21時) (レス) id: fbef4f2d61 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:萌娜 | 作成日時:2017年10月21日 18時