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014. Shiraishi ページ16

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「──はあ…絶対無理だよ」







ため息をしながら、エレベーターのボタンを押す。








無理だ…Aと藍沢先生片方戻すのも大変なのに、両方なんて。









エレベーターが私のいる階に着いて、
考え込みながらエレベーターに乗った。









「あ…!」









思わず声出ちゃった…







運がいいのか悪いのか、エレベーターの中には
Aと藍沢先生2人とも乗っていた。









「どうしたの?」

「…イヤ…?」









エレベーターの中は静かで、
私は何度も、交互にAと藍沢先生を見る。









「なんださっきから俺達を見て」

「…ん、んーん?」









緋山先生、無理だってほんとに…
取り敢えず何か話題を探さなきゃ…









「…あ!藍沢先生、今朝はコンサルありがとう。Aも忙しいのに連絡しちゃってごめんね」

「オペが入ってて…行けなくてごめん」

「いいのいいの!」

「午前中だけでホットライン5件はキツいな」

「なになに?心配してくれてたの?大丈夫よ?緋山先生戻ってきてくれたし、それにフェロー達も時期使えるようになるから。大丈夫だから、気にしないで?」

「コンサルなら…いつでも呼んで」









そう言って、2人はエレベーターから降りてしまった。









言いたかったことは、何1つ言えなくて、
逆に戻ってこなくても大丈夫なんて、私の馬鹿…









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キキ(プロフ) - 萌娜さん» 質問していいですか? (2021年2月21日 7時) (レス) id: 1f8411eea9 (このIDを非表示/違反報告)
あゆか(プロフ) - 読みたいと思ったのですが、誰が話しているのかわけて頂けると読みやすくていいかなと思います。 (2019年7月22日 13時) (レス) id: 6ad9466953 (このIDを非表示/違反報告)
萌娜(プロフ) - まゆみさん» ありがとうございます(^0^)続編を作らさせていただきました(*^^*)これからもよろしくお願いします(__) (2017年10月22日 1時) (レス) id: 3c9022af09 (このIDを非表示/違反報告)
萌娜(プロフ) - あいかさん» ありがとうございます(><)続編を作らさせていただきました(><)これからもよろしくお願いします(__) (2017年10月22日 1時) (レス) id: 3c9022af09 (このIDを非表示/違反報告)
まゆみ(プロフ) - 続きが気になります。更新頑張ってください(*´∀`) (2017年10月21日 18時) (レス) id: 7ed3d46186 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:萌娜 | 作成日時:2017年8月16日 6時

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