みっつの愛 ページ4
太宰side
はぁ………………
え？なんで溜息なんてついてるのかって？
よく聞いてくれた！
それはだね……
朝からAくんが可愛すぎるからなのだよ！
今日"は"耳元で｢馬鹿にしてるの？｣ってすこぉし不機嫌そうに言ったのだけれど
そしたら、Aくんの反応が可愛くて……
まぁ、早く気づいて欲しいものだよ。
まったく
太宰side終了
さぁて、まとめますか！
はぁ。だる(ﾎﾞｿｯ
量地味に多いし…絶対誰かの混ざってんだろ
ふざけんなよ。
敦｢あの｣
しかもこれあいつのじゃねぇか。いいや、あいつのとこに戻しとこう。
敦｢あの！！！｣
｢うわぁ！！！ビックリした……どうした？｣
敦｢あ、あのAさん！…その、今日僕依頼とか入ってないので…その、見学みたいなのしてみたいんです。Aさんの異能力とか、分からないんで……あぁぁ。いや、ダメだったらいいんですけど｣
敦くんはちゃんと僕の目を見て話してくれてるから、本当に知りたいだけなんだと思う。
うんうん。仕事熱心だねぇ…
偉いねぇ……
どっかの誰かさんとは大違いだね……
ほんとに……
あの馬鹿(太宰)は……
太｢あぁ。素敵な女性だ！…そこのお嬢さん…どうか一緒に心中でmグホォェ｣
国｢いい加減にしろ！依頼に来た女性を心中に誘うな！｣
いつも通りだったわ。うん。
敦｢あ、あのぉ……Aさん……？｣
あ、敦くんのお陰で戻ってこれたわ。ありがとう敦くん(？)
｢うーん…生憎、今日は自分に依頼来てないんだよねぇ…また今度ね。｣
敦｢あ、そうなんですね。はい！｣
申し訳ないことした気分なんだけど…
でも、ほら！
入ってないし！
無理に入れる必要も無いし！
無駄に仕事増やしたくないし！
女｢その、結構前から人につけられてるような気がして。｣
国｢はぁ…｣
女｢それで、最近になってからは家に手紙が毎日届いて。それは見たらすぐ文字は消えるんですけど｣
国｢異能で作られた手紙……か｣
うわぁ……ストーカーってやつ？
大変そうだねぇ
ってか、それ警察で大丈夫じゃないかな…
って！思ったんですけど！！
太｢なら、探偵社員の男性1名をその女性の家においとくのは？そっちの方がつけてきてる人の正体が分かるのが早いと思うのだけれど。｣
まじか。
それ探偵社側からしたら太宰しか得しなくね。
くそかよアイツ。
太｢そこでだ国木田くん！！！｣
こっちを見るな
嫌な予感しかしない。
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作者名：朱猫 | 作成日時：2018年9月9日 20時
