20話 ページ21
貴女side
『ん…あさ……??』
休憩室で倒れたはずなんだけど…なんで自分の部屋にいるんだろう…
そんなことを考えていると、ふと腕に暖かい感触があるのがわかった。
恐る恐る見てみると……
『へぁ?!?!!!?!!!?!?!!
な、なんで不破くんがここにいるの?!!?!?!?』
不「ん…んん…Aちゃ、おはよ〜……」
『あ、おはよう…じゃなくて!!!なんでいるの?!?』
不「Aちゃんが倒れたからベッドまで運んで出ようとしたらAちゃんが俺の事引っ張って抱き枕にしてきたんよ…やからおるんやで〜…」
『ぇ、ぁ、うそ、ほんとに…?ぁ、イケメン、』
不「ほんと。ね、まだ朝早いやろ…?もうちょっとねよーや…」
『ばかなの?!?!寝れるわけないでしょ!!!ばか!』
不「にゃは、Aちゃん顔真っ赤、かぁいい…ん……」
そう言い終えると不破くんは私の事を抱き枕にして二度寝してしまった
状況が理解できず、私は固まっていた。
しばらくすると、部屋のノックが鳴った。
あまりにも遅すぎたのか…誰かが呼びに来た。
『どーぞ!!!』
私はそう言った瞬間気づいてしまった。
今私は不破くんと添い寝的なことをしている。
これってみられたらやばくない…?!
『ちょ!!!まって、やっぱだめ!!!』
葵「もう入っちゃったよ…ってえ?!?!!!?!!?なに、してんの…???もしかしてもうしたの…?」
『違う!!待って!!落ち着いて!!!とりあえずたすけ「んん…Aちゃん…」ちょ、あ、イケメン……』
葵「えっと、どういう…??」
私はこうなった原因を葵に話した
葵「なーんだ、そういう事ね。びっくりしたわ。で、どうなの?A」
『な、なにが……』
葵「好き?不破様のこと。」
『好きじゃないけどイケメンだから好き』
葵「そうだった超イケメン好きだった…ていうか私メイドの仕事あんの。どうにかして連れてきてねよろしく」
『あ!!ちょ!!たすけて!!!』
私の助けを聞かず葵は去ってしまった。
そういえばメイドになったんだったな…忘れてたわ
とりあえず不破くんを持ち上げてみようと試みた
『は、え軽。食ってんのこいつ…』
軽すぎて女の私と体重交換して欲しいくらい軽かった。
おんぶできなかったので仕方無く横抱きで食堂へ連れていった
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作者名:ななし | 作成日時:2023年2月18日 15時