ありがとう。２

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ともはまだ起きない。と言うので

流星と少し屋上に行きました。


それと、大毅に電話をしました。




「だい「ともは！」


大毅〜。って言おうとしたら

咄嗟にともは？って。ほんま大好きやな




「ともは大丈夫。
でもな長くはないって言われてん」



もう大毅は理解できる年齢やって

隠す必要も特になかったです。


そうすれば大毅は



「そっか…やっぱり…。
俺が元気付けるしかないな！」



そこでいきなり電話が切れました。




「大毅は？なんて？」


「ようわからんこと言うて切れた。」


「ほんまか、(笑)」




私と流星の間にも自然と笑みが溢れて。

笑ってへんとともも怒るし

やっぱり笑顔が1番でした。





「ほんまにともには感謝しかないよ。俺は」


「そりゃ、私もやで？」


「残りの時間、俺らも頑張ろう。」


「当たり前や。」




あと何ヶ月。何日。何時間。何分。何秒。

生きられる時間はわからないけど

その一分一秒を大切にしよう。


そう誓いました。

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