子子子子子子子 ページ24
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賢者タイム。
なにもかももと通りになった黒酢中を見て、なにをあんなに泣いていたんだと考える。そっか、モブくんの感情に感化されて……ウーン。
モブくんにしがみついてた状態から離れてモジモジする。抱きしめてしまった！！恥ずかしい、気まずい、後ろめたいッ！！！
自分のとった行動に頭を抱えていると、筋肉先輩がモブくんに話しかけていた。どうやら学校に戻って筋トレの続きをするらしい。えー……ストイックで素敵……。
「Aちゃんは？」
ついて行くーーーーー！！！！！！！！！！
でも、どうしようか。前に聞いたことがあるように感じた落武者の声、どこで聞いたのか思い出した。少し落武者と話したい。
「あ、あー、うーん。荷物を放っちゃってさ、回収しなきゃ。残るよ」
「大丈夫？手伝っ……」
「だーいじょうぶ。モブくん部活頑張ってきな」
「う、うん……あ、Aちゃん」
モブくんは思い出したように私の名前を呼んだ。
「助けにきてくれてありがとう」
「え……！」
はにかみながらそう言ったモブくん。ぶわーっと何かが込み上げてくる。
ハー尊い！！！！！！！？？
生きてて゛よ゛か゛っ゛た゛っ゛！！！！！！
え、なに今の……こわ……私こわっ…………。
「あ……ったりまえじゃん！友達でしょ！！」
荒ぶった自分を急いで隅に追いやって返事をすると、モブくんはすっごく嬉しそうな顔をしながら「そっか……！」と言った。えーかわいい。
それから、荷物を拾いつつ筋肉先輩と共に去っていくモブくんを見送った。
ぽつんとしている落ち武者に歩み寄って、……うわわ全裸だ全裸だ。え、まって……うわー……。
なるべく見ないようにしながら、タオルを落武者に渡す。
「おちむ、あー、ねえそこのキミ」
「落ち武者って言いかけただろ」
「ぶ、うふっ、はは……だって名前、へへっ、知らないし……！うふ、ふ、」
「笑うな！」
「へへっ……はぁー、で、名前は？」
「花沢……」
「……磯野くーん♡♡」
「やめろ！！！！！」
「ひゃーごめんごめんって！！！」
からかっていたら花沢くんが怒ってしまった。
ゴホン、と咳払いしてから姿勢を正す。本題に入るためのウォーミングアップだ。
「いまから花沢くんにAAの三大秘宝を渡しますっ！！」
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トサカ(プロフ) - ブラピさん» ありがとうございます！嬉しいです！頑張ります〜！ (2019年2月9日 20時) (
レス) id: 43532ea6c0 (このIDを非表示/違反報告)
ブラピ - 小説とても面白いです！更新頑張って下さい！ (2019年2月9日 18時) (レス) id: e896eb0a17 (このIDを非表示/違反報告)
トサカ(プロフ) - Lemonaめろんそーだ。さん» ありがとうございます〜！しばらく離れていたのですが、最上編まではどうにか書きたいと…気合いで…コメントとっても励みになります (2019年2月8日 22時) (レス) id: 43532ea6c0 (このIDを非表示/違反報告)
Lemonaめろんそーだ。(プロフ) - めっっっちゃ続き気になります！！ (2019年2月7日 21時) (レス) id: 50d9b31992 (このIDを非表示/違反報告)
トサカ(プロフ) - 主(仮)＝フラグ建築士二級さん» ありがたいお言葉！更新停滞しててすみません……慰め程度ですが更新をば…… (2016年9月11日 10時) (レス) id: 27a18cd677 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：トサカ | 作成日時：2016年8月14日 2時
