居づらい…… ページ12
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「こ、こんにちは……モブく、あ、いや。影山くんは居ますか?」
そろそろと教室の扉から半分だけ顔を出しながら聞いてみた。確かここが脳感電波部とやらの部室だったはずだ。中に人がいることを願おう。
「あー、いまさっき走り込みに行っっちゃったのよ。戻ってくるまでここで待ってたら?」
「えっとじゃあ、お邪魔します……えっと」
「三年、暗田トメよ。そこの椅子使っちゃってね。えーっと」
「二年生のAAです」
「AAっ!!?」
「ひい」
「ちょっと犬川うるさいわよ!Aちゃんびびってるじゃないのよ」
いきなり立ち上がって叫んだ犬川くんとやらに内心ビビりながらも「そうです」と答える。
さっきまでゲームをやっていた先輩方も何事かと犬川くんを見つめている。なんなんだこの人は。
「一体なんなのよ」
「結構有名なんですよ!よく生徒会に怒られてるし喧嘩強いらしいし!もっと騒がしいイメージだったから全然気づかなかった」
「や、人見知りしちゃって……」
暗田先輩が私と肩を組んできた。
「で、そんな有名人さんがモブくんに一体なんの用かしら?」
「一緒に帰ろうかなと……へへへ」
「かっわいー!!」
「先輩の眼球内水晶体の機能を疑います」
「えー……あ、そろそろモブくん帰ってくる頃よ!!」
「早いですね」
ガラリ。ちょうどその時、教室のドアが開いた。すごくタイミングが良かったのでびっくりして先輩を見上げると、肩を組んだままの暗田先輩が「ほーらね」と言ってにやりと笑った。
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トサカ(プロフ) - ブラピさん» ありがとうございます!嬉しいです!頑張ります〜! (2019年2月9日 20時) (レス) id: 43532ea6c0 (このIDを非表示/違反報告)
ブラピ - 小説とても面白いです!更新頑張って下さい! (2019年2月9日 18時) (レス) id: e896eb0a17 (このIDを非表示/違反報告)
トサカ(プロフ) - Lemonaめろんそーだ。さん» ありがとうございます〜!しばらく離れていたのですが、最上編まではどうにか書きたいと…気合いで…コメントとっても励みになります (2019年2月8日 22時) (レス) id: 43532ea6c0 (このIDを非表示/違反報告)
Lemonaめろんそーだ。(プロフ) - めっっっちゃ続き気になります!! (2019年2月7日 21時) (レス) id: 50d9b31992 (このIDを非表示/違反報告)
トサカ(プロフ) - 主(仮)=フラグ建築士二級さん» ありがたいお言葉!更新停滞しててすみません……慰め程度ですが更新をば…… (2016年9月11日 10時) (レス) id: 27a18cd677 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:トサカ | 作成日時:2016年8月14日 2時