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＊ 愛と涙 ＊ 16 ページ18
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リ「………なぁ。」
貴「？……何？」
リ「…………いや、何でもねぇ…」
……ここ最近、ずっとそうだ。
いや
最近じゃない。
リヴァイが大きく変化したのは数年前、
彼奴らが死んだ後だ。
少なくとも、私は眼で分かる。
今のリヴァイの心境を。
あの眼は、あの瞳の奥には、
あの二人の事を考えている。
『…そうだ、俺が、全部……悪ぃ。
俺の、驕りが。……クソみてぇな信頼で。
彼奴らを死なせちまった。
俺が殺したのと一緒だ………』
貴「顔、洗って来なよ。」
それだけしか、私は言えない。
私は、弱いから。
直ぐ挫折するから。
だから、私は弱い。
そして、
＿＿ 何 時 し か 、 私 は 笑 え な く な っ た 。
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作者名：無名女 | 作成日時：2018年10月17日 22時
