女の子の日が辛いです。

ｓｉｍｉｚｕ＊senior ページ11

ちょっとした休憩がてらに
＊seniorは先輩って意味です


「ナイスキー。」


体育館から心地いいボールの音が聞こえる。


そう、いつもだったら、心地よかった。


その音に胸躍らせるはずだった。


今日は、どうしてもそうなれない理由がある。


その理由というのは、


「なんで今…なんで今日…！！」


生理になったの…！


今日は生憎、潔子先輩がタオル、私がスポドリの日。


谷地ちゃんは、用事でお休み。


ああ、死ぬ…色々と、終わった。


意を決してスポドリの籠を持とうとした時だった。


「今日は私がスポドリやるから、タオル持って行ってくれる？」


「え。」


向こうからタタッと軽やかにやってきた美少女、潔子先輩。


私にタオルを差し出す。


焦って断ろうとしたけど、そのタオルの一番上に、水無しでも飲める生理用の薬がのっていて…。


ああ、潔子先輩にはバレバレだったんだなぁ、なんて考えるけど。


「…ありがとうございます、お言葉に甘えて。お願いします…」


そう言って薬を飲めば、潔子先輩はニコリと笑って、スポドリの籠を持っていった。


軽やかだ…。


その颯爽とした後ろ姿を眺めてから部員にタオルを配る。


「A、大丈夫か？」


急に聞いてきた澤村先輩。


バレた…のか？とハテナを浮かべると、


「あ、清水から、少し体調が悪そうだって聞いて。」


私はわざわざ、仕事の押し付けみたいにならないように、かつ生理だとは言わないでくれた潔子先輩に、深く感謝した。


大丈夫です、と答えてから、潔子先輩にお礼を言いに行くと、“気にしないで”と頭を撫でられた。



ぶっちゃけ言って、この瞬間潔子先輩に惚れた()



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あ、あけましておめでとうございます…！


一月は更新せずにすみませんでした…。


丁度生理が重めで…。


私自身軽いのですが、久しぶりにきつかったので、死んでました、申し訳ない。


再び生理の時期がいらしたので()今回はいつもより多めに、あと二個くらいは更新しようと思ってます。


今年もよろしくお願いします！

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