578.逃げた先 ページ8
黒尾side
今野「…せー…のっ！」
クロスを締めた2枚ブロック…
開いたストレートで待ち構えるのはAなわけで…
ﾄﾝｯ…
観客「「「「あがった〜ｯ！！！」」」」
…うん、綺麗なAパスだ
明光「レフト！！」
A「ブロック1枚！」
加持「明光！！」
ﾄﾞﾊﾟｯ！！
ピッ！
相手のエースが崩れだした…
木兎「…うひょぉ」
木葉「…県予選の音駒との試合思い出すな」
猿杙「対木兎のやつなぁ」
小見「木兎が『俺いつもクロスどう打ってたっけ』つったときはマジでどうしようかと思ったよな」
クロスを締めて、わざとストレート開ける
多分、Aは相手のストレートをおいしく使おうとしてる…
黒尾「…まるで研磨だな」
夜久「研磨の頭脳に根性とガッツを足した感じだな！」
海「…もうそれ研磨じゃなくて、別の誰かだね」
烏野 対 鴎台の試合のとき、小さな巨人と呼ばれていた宇内さんが言っていた…
『小さかろうが大きかろうが、"技術を磨いたやつが技術を持っている"』
"小さい" を言い訳になんてするな
…だってお前は、"天才リベロ" なんだろ？
そのプライドと誇りがあるんだろ？
…技術を持ってることは俺らみんな知ってるし、その技術を持つために何度も練習を重ねてきたことだって知ってる
『"世界は平等じゃなくて平等だ"』
…同じ高校生と戦うことから "逃げた" A
でも、その "逃げた先" で新たなことを学んでる…
多くの奴は、Aの選択を "間違い" だと評価するだろう
でもAにとって、 "逃げた" は単なるかっこ悪い言い訳で、"進化への入口" だった…
…それを入口に変えたのは、俺らじゃなくて、紛れもなくA自身だ
ﾄﾞﾊﾟｯ
明光「ナイスレシーブ！！」
コートを見れば、相手エースのストレートをまたも綺麗に上げるA…
木葉「…かっけぇなぁ」
…今Aは、この試合中もひたすら考えて、新しいことを吸収してる
そんで、技術を磨いて成長しようとしてる…
黒尾「…今のAの頭ん中、少し覗いてみたいわ」
音駒・梟谷「「「「わかる」」」」
続く (更新停止中)
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晴希(プロフ) - 明日香さん» コメントありがとうございます！これからも頑張って更新していきます！よろしくお願いします！ (3月21日 18時) (
レス) id: bed5b309a0 (このIDを非表示/違反報告)
明日香 - もう何ですか！天才ですか！まじでどハマりしてます！ (3月18日 3時) (レス) @page7 id: 0e10fec3e5 (このIDを非表示/違反報告)
晴希(プロフ) - なおさん» コメントありがとうございます！これからも頑張りますので応援よろしくお願いします！ (2月20日 20時) (レス) @page2 id: bed5b309a0 (このIDを非表示/違反報告)
なお - ゆっくりで大丈夫ですので、頑張ってください！！！めっちゃ泣きました！！ (2月20日 18時) (レス) id: 4ebc7ce81e (このIDを非表示/違反報告)
晴希(プロフ) - 0x0さん» 大変長らくお待たせ致しました！嬉しいコメントありがとうございます！これからも頑張りますので、応援よろしくお願いします！ (2月20日 11時) (レス) id: bed5b309a0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：晴希
| 作成日時：2024年2月19日 15時
