元天才リベロは烏野のマネージャー 6

258.春高予選 ページ15

Aside


ーーーー大会当日


烏養「みんな揃ってんなー！」

烏野「「「うっす！！」」」

武田「では皆さん！行きましょう！」

烏野「「「はい！！」」」


A「ふぁ〜ぁ」

菅原「眠そうだなw」

A「いや…実は…」


スガさんに今にも眠りそうな理由を話す…

いやぁ…失敗…

いや、分かってたんだけどさ…

今日は1回戦目はシード権獲得という事で免除…

いつもよりも少し遅めの集合時刻…

だから大丈夫だと思ったんだよ…


…徹夜しても


菅原「お疲れwありがとな」


頭ポンポンされました…

はぁ…

これがイケメンのすることか…


烏養「A…ちょっと来い」

菅原「じゃあ先乗ってんべ」

A「はい…なんですか？烏養コーチ」


スガさんは先に乗り込み、バスの乗り口で腕組みして仁王立ちしてるコーチに話しかける…


烏養「…A、お前…徹夜したな？」

A「しっ…してないですっ！！」

烏養「じゃあなんでそんなに眠そうなんだよ！！」

A「うわぁぁぁ！」


両こめかみに烏養コーチのぐりぐり攻撃をくらう…


A「嘘です嘘です！！徹夜しました！！」

烏養「嘘つくなぁ！！」

A「うわぁぁぁ！」


もう一段階上の圧迫ぐりぐり攻撃…

死ぬ…


烏養「これで目ぇ覚めただろ！早くバスに乗れ！」

A「…はい」


痛い頭を押さえてバスに乗る…


A「あっ、コーチ！これ」


徹夜してまで見たビデオの分析ノートを渡す…


烏養「おっ、おう！サンキュー」

武田「瀬戸さん、烏養くん、早く座ってください！」

A「あっ、はい！」


車内を見ればみんな座ってた…

どこに座ろ…

潔子さんと仁花ちゃん…

大地さんとスガさん…

旭さんと西谷さん…

木下さんと縁下さん…

田中さんと日向…

山口くんと月島くん…

成田さんか、影山くんか…

よし…


A「成田さん、隣いいですか？」

成田「えっ！？あっ、いいよ！」

A「失礼します！」


もちろん成田さんの隣しかないっしょ！


成田「こっちで良かったの？」

A「えっ？」

成田「いや影山の横じゃなくて…同じ1年だし」

A「…影山くんの横はちょっと」


キレそうじゃん…


月島「ﾌｯw王様、Aに嫌われてんの？w」

影山「あ"ぁ！？おい！A！こっち座れよ！」

A「やだ…成田さんがいい」

月島「ﾌｯww」

影山「あ"ぁ！？」


ほらwww


武田「では、出発しまーす！」

烏野「「「お願いしぁーーすっ！！」」」

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