元天才リベロは烏野のマネージャー 4

162.朝 ページ17

Aside



夢から目が覚めた…

なんか心にモヤモヤしたものが残る…

隣を見ると雪絵さんも真子さんもまだ眠ってた…


A「…今何時だろ」


スマホを取り出して時間を確認する…


A「…5:00か」


妥当な時間だろう…

7:30から食事だ…

まぁ、早い人なら7:00頃には食堂に来るだろう…

今からだったら充分間に合う…

とりあえず着替えをして食堂に向かう…

確か今日の朝ごはんは…


A「…あった」


昨日の夜に武田先生とマネージャーで栄養を考えながら立てた献立表を見つける…

とりあえず、炊飯器を見て…

あっ…

炊けてない…

まずお米とがなきゃ…

三升炊き炊飯器1つ分のお米をといで炊飯器にしかける…

今から炊けば、7:00頃に美味しく炊あがる…


雀田「おはよぉー」


眠そうな目を擦りながら起きてきたのはかおりさん


A「あっ！おはようございます」

雀田「早いねぇ…」

A「いや、目が覚めちゃって…」

雀田「もう朝ごはん作ってたの？」

A「あっ…いや、まだご飯をしかけただけですけど…」

雀田「ありがとう！…でもまだちょっと早いから話しながら準備しない？w」

A「はい！！」


かおりさんと話しながら準備をする…

かおりさんはお味噌汁、私はサラダの準備をする…

とりあえず、定番のポテトサラダ…


雀田「Aちゃんってバレー経験者なんだよね？」

A「あっ、はい」

雀田「私、テレビで見たことあるなぁ〜って思ってたの」

A「えっ！？」

雀田「うんwwそうwwあるよ！Aちゃん、リベロだったでしょ？私、この子のレシーブすごく綺麗だなぁ…って画面に食らいついて見てたもんw」

A「ほっホントですか！？wwお世辞でも嬉しいですww」

雀田「お世辞じゃないよww」

A「でも、よく私だって分かりましたねww」

雀田「覚えてるよww特に昨日のフライングとか…練習後の木兎達とやってたバレー見たら直ぐに分かった！なんで全国行きました！ぐらい言わないの？」

A「いゃぁ…隠す気はなかったんですけど…ね？」

雀田「女子バレー部に入らなかったのは？」

A「それ、昨日も仁花ちゃんに聞かれましたww…なんででしょうね？自分でもよく分かってなくて…白鳥沢には行かないって決めた日にバレー…もういいかってなっちゃったんです…多分」

雀田「でも烏野に入って？」

A「はいwwバレーに関わってたいなぁって」

雀田「そっかぁ…」

163.朝→←161.夢

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す