30.練習試合 ページ31
日向side
A「ごめんなさい!お待たせしました!」
澤村「じゃあ、行くべ!」
挨拶も終わって、菅原さんがAを青葉城西のマネージャーから烏野のマネージャーに戻したので、バスのある駐車場に行くことに…
澤村「…武田先生はああ言ってくれてたけど、いくら日向と影山のコンビが優秀でも、正直、周りを固めるのが俺たちじゃあまだ弱い……悔しいけどな」
及川「おお〜さすがキャプテン!ちゃんとわかってるね〜」
ゲッ!
大王様…
田中「なんだコラ、やんのかコラ」
日向「なんの用だっ!」
及川「そんな邪険にしないでよ〜アイサツに来ただけじゃ〜ん」
ヘラヘラしながらそう言う大王様
及川「小ちゃい君、最後のワンタッチとブロード凄かったね!」
日向「え"っ」
及川「今日は最後の数点しか戦えなかったけど…次は最初から全開でやろうね」
そうだ…
大王様、最後のちょこっとしか出てないんだった…
コッチだったら影山がいないようなモン…
本当ならあのサーブが試合の最初から炸裂するんだ…
及川「君らの攻撃は確かに凄かったけど、全ての始まりのレシーブがグズグズじゃあすぐ限界がくるんじゃない?
強烈なサーブ打ってくる奴はなにも俺だけじゃないしね
インハイ予選はもうすぐだ。ちゃんと生き残ってよ?
俺はこのー
クソ可愛い後輩を公式戦で同じセッターとして正々堂々、叩き潰したいんだからサ」
バッと影山を指差す大王様
だから俺は月島を掴んで言ってやった
日向「〜レッ、レシーブなら特訓する!」
月島「!?おい、放せ!」
及川「レシーブは一朝一夕で、上達するモンじゃないよ、キャプテン君は分かってると思うけどね」
澤村「……」
そう言いながら体育館の方に行く大王様
向こうで、岩泉さんがなにか叫んでる
岩泉「おい!A!忘れモンだぞ!」
A「えっ!あっ!筆箱!すみません、取って来ます!」
菅原「おう、急げよ〜」
A「はい!」
ダッと駆けだすA
するとさっきまで後ろを向いて歩いてた大王様がなにかを思い出し出したようにくるりと向きを変え、一言
及川「烏野は無駄遣いしすぎだよ…特にマネージャー…俺ならもっと上手く使えるけど?」
澤村「はっ?」
及川「あっ、マネージャーってのはAちゃんの方ね
大会までもう時間は無い、どうするのか楽しみにしてるね」
意味深な言葉を残して帰っていく大王様…
A?
なにかAは特別なのか?
2178人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「ハイキュー」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
晴希(プロフ) - 雪苺さん» ありがとうございます! (2020年4月22日 8時) (レス) id: bed5b309a0 (このIDを非表示/違反報告)
雪苺(プロフ) - ツイッターでいいですか?一応ツイッターに送っておきますね! (2020年4月22日 2時) (レス) id: 1fd4ce194e (このIDを非表示/違反報告)
雪苺(プロフ) - あの、イラストを描いたのですが、どこに送ればいいですか? (2020年4月22日 2時) (レス) id: 1fd4ce194e (このIDを非表示/違反報告)
晴希(プロフ) - パヤさんさん» ありがとうございます!!カッコの中のコメントがすごいうれしいです!!頑張りますね! (2018年10月24日 17時) (レス) id: 020e2cd971 (このIDを非表示/違反報告)
パヤさん - この物語……次気になってコメントやるの忘れてしまう。(面白いねん!) (2018年8月22日 22時) (レス) id: 24475a163a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:晴希 | 作成日時:2018年3月2日 21時