元天才リベロは烏野のマネージャー

16.月曜放課後 ページ17

Aside


肉まんを奢って貰った後、みんなは作戦を立てるからと坂ノ下商店に入っていったが、時間も時間なので、私は潔子さんと一緒に帰るという幸せな事が出来た！

いやぁ……こういう時に思う…

女子で良かった！！



ガララッ

清水「あのぅ…瀬戸Aちゃんいます？」


ウハッ！

潔子さんではありませんか！

周りにいた男子達がバタバタと倒れはじめ、女子達は憧れの目を向ける

それが私の先輩！！潔子さん！！


A「はい！！」

清水「部活一緒に行こ？部室とか色々教えるから…」

A「えっ！？部室あるんですか！？」

清水「女バレの部室を使わせて貰ってるの…だから…Aちゃんも」

A「いいんですか！？是非！！」

清水「良かった！じゃあ行こ？」

A「はい！！」


女子バレー部の部室は男子バレー部の部室の隣


コンコン！

清水「入るよ？」

A「失礼します」

ん！？

潔子さんに並んでお美しい方がいらっしゃる！！！


道宮「おっ！！おつかれ〜！あっ、君が新しいマネちゃん？可愛い！！私、女子バレー部のキャプテンの道宮結！よろしくね！」

はっ！！

A「あっ！瀬戸Aですっ！よろしくお願いします！」

道宮「よろしくねー」

A「はい！！」

道宮「身長何センチ？」

A「150cmですっ！」

道宮「かわいい〜！こんな後輩欲しー！！」

清水「あげないよw私の後輩だもん」

A「そんな恐れ多いお言葉…」


なんて緊張した会話をしていると、

隣の部室の男子バレー部から


田中「どうした！！オシャレか！！www」


と…

なにやってんだろ…



着替えも終わったので、道宮さんと話している潔子さんに一言告げる


A「あっ、潔子さん！先行って準備してます！」

清水「うん！私もタオル取ってすぐ行くから、お願いね！」

A「はい！」


という事で、私は体育館に近い男子バレー部の部室の前を通る階段から

潔子さんはタオルを干してある部屋に近い反対側の階段から降りることに……


男子バレー部の部室の前を通ろうとしたとき、突然、田中さんが


ダダッ


田中「日向！それ俺のジャージだよ！！」

日向「あ。」


日向君のポカーンとした顔…

でも、コッチはそれどころじゃない！！

目の前には下側がパンツ一丁の田中さん…


A「何やってんですか！！


田中さんっ(へんたい)！！」

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