元天才リベロは烏野のマネージャー

7.授業 ページ8

Aside


7:50


ガララッ



A「おはよー！」


クラス「「「おはよう！！」」」


山口「A、おはよー！」

月島「…おはよ」

A「山口君、月島君、おはよー！」

山口「マネージャー？」

A「そう！…ってか、なんで昨日来なかったの！？」

山口「いゃ、ツッキーが…」

月島「いや、まだ入らなくてもいいﾃﾞｼｮ」

A「そりゃ、そうだけど…」

山口「大丈夫！入部届けは出してるから！」

A「待ってるからね！」

山口「うん！」



キーンコーンカーンコーン



…………………





？「…と、……と！！瀬戸！！」


んっ？なに…


名前呼ばれてる？


先生「瀬戸！！」

A「はい！！」


飛び起きた！！

やっば…

寝てた…



先生「瀬戸どうした？よく寝てたなぁw寝不足か？ww」


そこには、すっげえ黒い笑顔で微笑んでる先生が…


A「ははっ…すみません…」

先生「寝てたってことはこの問題も解けるよな！」

A「えっ！？」


よりによって、苦手な数学


最悪……


つうか、やっべー…

わかんない…


横の席の月島君をチラッと見るとフッって鼻で笑われた…


くそ…ムッチャ悔しい！！



って思ってたら口パクで何か言ってる


それをそのまま音をつけて答える


A「x=5」


先生「正解！…分かるんだったらいいが、真面目に聞いとけよ〜」


A「はい、すみません」


とりあえず、席に座り、月島君にお礼を言おうと思って口パクで『ありがとう』っていう


すると、月島君も口パクで、『バーカ』って


はぁ！？


女子に向かって『バーカ』って！！

教えてくれたのはありがたいけどさ！！


女子にバカはダメでしょ、バカは！！！



A「はぁ！？ありえない！！」


先生「瀬戸！！うるさい！！」


クラス「「「wwwwww」」」



思わず叫んでしまった…

クラスのみんなに笑われた……


もう！！


まじ最悪！！





A「すみません……」

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