元天才リベロは烏野のマネージャー

37.守護神 ページ38

Aside


田中「ノヤっさん！女子マネージャーももう1人入ったんだぜ！！Aっつってな！！おい！A」


名前を呼ばれたので私も西谷さんに挨拶をする


A「瀬戸Aです。よろしくお願いします！」

西谷「ん？？お前どこかで……」


一気に表情が難しくなる西谷さん…

まずい…

なにか誤魔化さなきゃ…


A「学校じゃないですか？学校、広いから」

西谷「いや…そんなんじゃねぇ気が…」

清水「Aちゃんバレー経験者だから、大会とか…」


！？

潔子さん、いつからそこに！？


西谷・田中「「潔子さーん！」」

縁下「やめなさい」

ピシャっと縁下さんに言われ黙る2人

木下「って言うか、A、バレーしてたんだね」

成田「初耳だったわ」

A「すみませんwなんか言うの照れちゃってww」

西谷「せと……A……」

なにか考えてるらしい西谷さん…

やばい予感しかしない…


田中「どうした、ノヤっさん？」

西谷「あっ！！！！」


突然、鼓膜が破れるかと思うほどの西谷さんの大声


田中「どうした！？」

西谷「思い出した！！瀬戸A！お前！！白鳥沢学園中の！！瀬戸Aだろ！！」


あっ、ダメなやつだ…

めんどくさくなる…


澤村「えっ！？」

影山「白鳥沢！？」

日向「白鳥沢ってあの！？…王様が落ちた！？」

A「えっ…まぁ」


うん…諦めよ…

無駄な抵抗はやめて流れに身を任すしかない……


菅原「えっ！？そのままエスカレーターでも白鳥沢行けただろ！？なんで！？」

A「…白鳥沢の制服より、烏野の方が可愛かったから…」

全員-A「「はぁ！？」」

月島「バカでしょ…」

A「だって…紫なんだもん！！黒が良かったんだもん！！」

月島「だからってそんな…ハァ…」

A「なにさ！！なに着ても似合うイケメンに！！着る服選ばないとタダのコスプレ野郎になっちゃう奴の気持ちなんて分かるわけない！！」

月島「どうもw」

ムカッ！！

A「イケメン取り消す！！」

菅原「ほら！Aも月島も！大地がキレるからやめるべ！！」

A・月島「「あっ……」」


澤村さんを見ると怒りの炎が……

こっわ………


田中「しっかしノヤっさん、よく覚えてたなぁw」

西谷「当たり前だ！！同じリベロでベストリベロ賞を一緒にとった奴の顔ぐらい覚えてる！！なんつったってAは1年の時からベストリベロ賞を取り続けたやつなんだぜ！」


全員-A・西谷「「はぁ！？」」

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