永遠の約束 ページ43
_龍友side
「なあ、柊木ちゃんよ、裕太くんどうにかしてくれや」
「お二人の喧嘩には参加できません」
「喧嘩ちゃう！！」
すかさず裕太くんが口を挟む。
ほんま、たあ坊おもろいわ(笑)
「今日、渚ちゃん遅いんだね」
涼太がこぼした言葉。
その時は珍しいなーしか思ってなかった。
まさか愛おしい彼女との再会の始まりだったなんて気づくよしもなかった。
.
ｶﾞﾁｬ_
「珍しいじゃんね、松井ちゃんが遅刻なんて」
亜嵐くんがそういえば、みんなが彼女の方をむく。
背丈、雰囲気、全てが違う。
まさかそう思った時にはもう露わになった顔。
『今日から専属になります、佐藤です。よろしくお願いします！』
他の誰でもないAの姿だった。
頭で考えるよりも先に動いたからだは、もう既に彼女を抱きしめていた。
『かずはらさ、』
「数原さん呼び禁止言うたやろ、あほA」
ん、ごめんなさいという彼女は少しでも鼻にかかった声で、
「また泣いてるん？」
そう笑えば、
『やっと会えたから』
そう目を赤くしながら僕の大好きな笑顔で笑う。
「僕も嬉しいよ」
ずっと心の中で思ってた。
早く会いたい。
抱きしめたい。
そばにいたいって。
『龍友くんも泣いてる、(笑)』
「あほ、泣いてへんわ！」
僕の目からは何かが零れていた。
.
「いちゃいちゃは外でいーっすか！！」
そう叫んだのは隼。
『べ、別にイチャイチャしてたわけじゃ！！』
「ええんやん？付き合ってから会うの二回目なんやで僕ら」
そう。たった二回目。
会いたくても会えなかった彼女がそこにいる。
そう思っただけで頬が緩んで、
僕だけに染めたい。そう思ってしまう。
「だめ。うざい。」
「ちょ！玲於！！」
「龍友くん顔緩みすぎ。」
玲於がまだ引きずっとるなんてメンバー全員知っとる。
それでも玲於は僕を応援してくれた。
『玲於くん...』
「おかえり」
そう笑った玲於はめちゃくちゃ優しい顔をしてて、
今すぐにでも取られるんじゃないか、そんな危機感を覚えた。
『ただいま』
「幸せ？」
僕達の永遠の約束。
彼女を幸せにすること。
Aは僕の方をぱっと見て笑ってこう言った。
『とっても』
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Kas(プロフ) - みこさん» めちゃくちゃうれしいです！！！ありがとうございます！！ (2019年3月11日 19時) (
レス) id: 841873fbf3 (このIDを非表示/違反報告)
Kas(プロフ) - あきさん» ありがとうございます！！そう言って頂けて光栄です！ (2019年3月11日 19時) (レス) id: 841873fbf3 (このIDを非表示/違反報告)
Kas(プロフ) - りなgさん» それいいですね！！！考えてみます！！ (2019年3月11日 19時) (レス) id: 841873fbf3 (このIDを非表示/違反報告)
みこ(プロフ) - お疲れ様でした！いつも泣きながら見てました(ToT)続編楽しみにしてます！！！ (2019年3月10日 19時) (レス) id: 7508aee575 (このIDを非表示/違反報告)
あき(プロフ) - 続編待ってます！もうダイスキすぎる作品！ (2019年3月10日 2時) (レス) id: fe270701ca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蒼 空
| 作成日時：2019年1月26日 21時
