"愛す" をコンビニで買う 2 (ページ26)

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幸せページ26

_龍友side

「ねえ、龍友。

まさか佐藤、佐野さんと付き合ったの？」

「そうやで」

佐藤なんて呼び方今までせんかったのに...。

少し違和感を抱いた。

「そう...

ねえ、龍友、こんなんもう嫌でしょ？やめよっか」

おかしい、

明らかに態度が変わった。

まさか、こいつの標的は僕やなくてAちゃん？

やとしたら、玲於とのことまた邪魔するってことやろ？

「また幸せ壊しに行くんか」

「っふ、そうだよ。龍友じゃなくて佐藤Aの幸せを奪いたいの」

「辞めてくれ...。頼むから。

お前の昔の話、ラブリちゃんの弟から聞いた。」

田坂ははっと目を見開いた。

少し顔を歪めて、苦しそうに。

「僕が萌を幸せにしたる！！！

やから、Aちゃんと玲於の邪魔だけはしやんといたってくれ...

お願いや...！！」

「は、はあ？

どうせみんな裏切るの！！！私は佐藤Aが幸せそうなのがムカつくの！」

「お願い...

絶対幸せにするから、Aちゃん達の幸せを奪わんとったってくれ...」

僕は僕を追い込んだ。

初めて名前で呼んだし、

幸せにするなんて無責任なこと言ってしまった。

でも、こうしやんと

Aちゃんはまた苦しい目に遭うから。

田坂は言葉を詰まらせた。

「僕を利用してくれていいから、」

「分かった。」

僕らは好き同士でも、一方が好きな訳でもないのに、

幸せを掴むために

歩んでいくことを決めた。

Aちゃんのためになら、どれだけでも身を削れる。

そんなことを再認識した。

.

Kasです.

すごい方向に向かってないか！？この話！？とお思いの方も多々いるのかと思います(笑)

龍友くんの一途さをどう表現しようと考えた結果の展開となっていますので、

楽しみにしていただけたら幸いです.

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みなさんの高評価が私の書こうという力になりますので(笑)

ぜひ今後ともよろしくお願いいたします.

Happy Merry Xmas Eve .

素敵に一日をお過ごしください.