シュガーとソルトとカズハラと ページ2
_貴方side
間違ってた。
大樹はいつも私を正してくれる。
『はあ〜、笑った(笑)
大樹、ありがとね、』
「全然!俺も久々にAと話せてよかった」
何年ぶりってゆう再会で
キスしちゃって、
誘っちゃって、
でも大樹は私を支えてくれた。
そんな人を私は大切にしたい。
.
「遅いから送ってくよ」
『大丈夫だよ。1人で帰れる』
「また来たらどーすんの?」
あの時の感覚。
忘れられない。
『ごめん、お願いしていい、?』
.
大樹と歩く帰り道は安心して
どこか懐かしかった。
そんな時目の前で起こった光景が目を離させてくれなかった。
.
「Aちゃん...」
『かず、はらさん、』
数原さんと女性がキスをしているところだった。
決めたばっかなのになあ、
ああ、また泣いちゃう。
「大樹、」
「龍友くんこんばんわ。また連絡します。
A行こう」
そう言って私の手を握って歩き出した。
数原さんと目が合った。
悲しそうな目で私を見た。
きっと私も同じような目で見ていたんだろうな…
.
数原さんたちから私たちが見えなくなった頃に
大樹は私を抱きしめた。
「ばかA。辛かったら辛いってゆえよ...」
『なれちゃった、』
「うそつけ」
もう、どうしたらいいんだろう。
悩んだ時出てくるのは
紛れもない玲於くんの顔だった。
.
ねえ、玲於くんどうしたらいい、?
「ん、帰ろっか」
『うん』
私の恋は結ばれないのかななんて。
大樹も玲於くんも
数原さんと同じくらいの優しさを持っている。
なのになんで数原さんなのかなあ、
.
それはきっと彼にしか持っていないものに
惹かれてしまったから。
もう逃げも隠れもできないほどに
恋してしまったから。
信じるってなんだろう。
もう、わかんないや。
.
大樹の暖かい手と冷めきった心が
私の体温を保っている。
.
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加恋(プロフ) - 大樹くん最高すぎて泣きそう (2021年1月1日 15時) (レス) id: 2e418c8a08 (このIDを非表示/違反報告)
Kas(プロフ) - ちーーさん» ありがとうございます!!これからもよろしくお願いします! (2019年1月19日 20時) (レス) id: 841873fbf3 (このIDを非表示/違反報告)
Kas(プロフ) - あきさん» ありがとうございます!! (2019年1月19日 20時) (レス) id: 841873fbf3 (このIDを非表示/違反報告)
ちーー - 続きめちゃきになります!まってます! (2019年1月14日 0時) (レス) id: c05d53fa4c (このIDを非表示/違反報告)
あき(プロフ) - つつ゛ききになります! (2019年1月13日 21時) (レス) id: 14702f8eae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:蒼 空 | 作成日時:2018年12月6日 23時