危険 ページ29
_龍友side
昨日のAちゃん可愛かったな、
亜嵐くんとかやったら襲ってそうやからおらんくて良かった。
と事務所の廊下を歩いているとトントンと肩を叩かれた。
振り返ると僕の苦手なタイプの女性がいた。
「どうかされましたか?」
「数原さんですよね?数原龍友さん」
「ああ、はい。」
少しお話いいですかとすぐ側の控え室へいられた。
その瞬間嫌な予感がした。
「あの私記者やってる田坂萌といいます」
「はあ...」
この人きっと裏がある。
僕は変なとこで鋭いからこの人が危ない人やって本能的に気づいた。
「この写真見てください」
その女の手には僕と...
Aちゃんが腕を組んで歩いているところだった。
昨日撮られたんか...
「これ、数原さんですよね?相手の方はあんまり可愛くも美人でもないし一般人かなあ?」
こいつ、なんで見ず知らずのAちゃんのことボロカス言っとんねん!!
僕の中でふつふつと怒りが湧いてきた。
「これ、週刊誌行きですよ?そうなったら、数原さんだけじゃなくて相手も大変なことになるだろうなあ(笑)
一生社会に出れなくなるとか(笑)」
「何が言いたいんや」
「この写真が出回って欲しくなかったら、私と付き合って」
は？？こいつなに言っとんねん。
僕はAちゃんが好きでようやく近づけたのに...
その女は加えて言った
「彼女、危ない目に遭っちゃうかもね」と。
.
次の日、僕と田坂萌の写真は週刊誌にのった。
HIROさんにも大事な時期に何をやっているんだと怒られ
メンバーにも迷惑をかけた。
「もう、最悪や。」
楽屋で頭を抱えていると亜嵐くんが入ってきた。
「あ、龍友くん...おはよ」
「おはよ...」
2人の空間は気まづくて、ずっと無言だった。
今までこんなことなかったのに...。
そんな時亜嵐くんは口を開いた。
「龍友くん、ほんとに付き合ってるの?」
「うん」
そう言わないと僕の大切な人が危険な目に遭わされてしまうから。
「週刊誌に乗った相手の人って前言ってた人なの、？」
「いや、僕はもうその子のこと諦めたから。」
そっか、と零す亜嵐くん。
僕はどうしたらいいんや。
せめて遠くからでもAちゃんを守りたい。
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Kas(プロフ) - ばばばばさん» 貴重なご意見ありがとうございます。名前変えさせていただきます。わざわざありがとうございます。 (2019年2月21日 22時) (
レス) id: 841873fbf3 (このIDを非表示/違反報告)
ばばばば(プロフ) - 龍友くんの妹さんって一般の方なので、名前出さない方が良いかと思います。モデルやってる事と芸名をここで出すのは違うかと思います。 (2019年2月21日 0時) (レス) id: 36efc0d142 (このIDを非表示/違反報告)
Kas(プロフ) - 星を見守る砂岩さん» そうなんですね！！！ありがとうございます！！ (2018年12月7日 19時) (レス) id: 841873fbf3 (このIDを非表示/違反報告)
星を見守る砂岩(プロフ) - スピッツの歌にこういう歌詞があったのでこういう作品があるのは嬉しいです！更新頑張って下さい！ (2018年12月7日 8時) (レス) id: 5a8ebe94bd (このIDを非表示/違反報告)
Kas(プロフ) - あさひさん» これからの展開に期待していて頂けると嬉しいです!!書いている側も龍友くんの立場になると辛いです（ ; ; ）そうやって言って頂けて本当に嬉しいですううう!! (2018年12月3日 21時) (レス) id: 841873fbf3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蒼 空
| 作成日時：2018年11月9日 17時
