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em.side
バレてしまった…。
ついに、我々だの面子に…。
どうしようかと必死に頭を働かせるが丁度いい嘘や言い訳なんて咄嗟のこと過ぎて思いつかず。
Aさんは私が硬直している間に焦って出ていった様子。
もう、言い訳はできない…。
なにせいつもの面子である。
女性に詳しい鬱先生や野生のコネシマさんシャオロンさんも居るのだ。
それに、今更嘘をついたところで、だ。いずれはバレていたことである。
それが少し早くなった、というだけのこと。仕方がない、と腹を括る。
男エーミール。潔く認めよう。きっと追及されるのだろうと、遠く未来のことに頭を悩ませつつ私は大人しくロボロさんの言葉に「はい。」と答えてしまった。
先ほどの女性は私の彼女です。と。答えてしまったのである。
あぁ、引き返せない。ここまでくるともう後戻りなんてできない。
いいや、私は立派な日本男児、ここでヘタるなんて大和魂に傷がつきます。
さぁ、ドンとなんでも来やがれください…！！！
ゴクリと息を飲みこみ次の言葉を待っているとコネシマさんに再度同じことを問われた。
「エミさん…ほんまか…？」
なんて、普段の彼からは想像もつかないような焦りと、驚きと、でも少し冷静な声で問われた。
私はいいえ、とは言わず。はい、彼女は私の恋人です。と答えると今度はトントンさんから童貞同盟は…と声がかかった。
そこは安心してほしいです。絶対神に誓っても、手を出してはいないし、むしろ出したくても出せない。
多少のことは恋人だから許されるのだろうけれど、なにせ私は今まで女性経験のない＝年齢なのである。
ヘタレでもありますしね…！
いくら彼女が可愛くても、ムラムラしたとしても、手を出したくなったとしても…！
私は、手を出せないんですよ…！！
ということを簡潔にまとめてトントンさんへ返せばそれは信用されたらしくホッ、と息をつく声が聞こえてきた。
その後にハッとした声が聞こえたと思えば、トントンさんは鬱先生へ言葉を投げかけた。
彼は、「これは裁判が必要なのでは…？」と。
それに対して鬱先生は、ふぅ、とタバコで一息ついてからゆっくりとした声色で全員に向かって言葉を投げた。
「今から行けるやつ全員、○○の居酒屋集合な…。」
私は「(あっ、ここで終わったな…。)」と心の中で確信して、観念した。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
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きのこ(em推し) - 大好きです！！無理しない程度に頑張ってください！！！ (2020年4月6日 11時) (
レス) id: 5357f72739 (このIDを非表示/違反報告)
タケノコきのこ - 2828しながらほんわか見させて頂いてます！！すごく癒される！！更新無理せず頑張って下さい！！ (2020年3月25日 8時) (レス) id: ecb0b24c21 (このIDを非表示/違反報告)
混ぜわかめ(プロフ) - かいさん» ありがとうございます！頻度は遅いですが頑張ります…！ (2020年1月16日 19時) (レス) id: 09f3cb8944 (このIDを非表示/違反報告)
混ぜわかめ(プロフ) - 透華さん» うっっっ(´;ω;｀)ありがとうございます…。頑張ります…！ (2020年1月16日 19時) (レス) id: 09f3cb8944 (このIDを非表示/違反報告)
かい - この作品好きです｡更新頑張ってください｡ (2020年1月14日 1時) (レス) id: bd8a739369 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：混ぜわかめ | 作成日時：2019年12月28日 1時
