妹ちゃんの愛され便り (ページ8)

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Let’s Search My Home！ページ8

さっきのおにぃみたいに放心状態になること5分。

やはり私とおにぃは、兄妹だった。

そこから皆はハイペースにお酒を飲みまくり、

結果、全員潰れた。

あ、私はお酒呑まないよ？

呑むな！って過保護の兄に言いつけられてるんで。

もし意識が無くなって知らない人に連れられたら怖いからだってさ。

そのせいで日頃からアルコールに対する免疫がなく、お酒を飲めない体質に。。。

皆の散らかした空き缶やグラスを片付けていると、

智「これからは日本で暮らすの？」

一番最初に潰れたはずの智くんがノソっとソファから起きてきて聞いてきた。

普通に怖いからやめて欲しい。

寿命縮まるわ。

「うん。

翔くんの話だとこれから日本を離れられなそうだから、そうするつもり。

だけど、まだロスの片付けが終わってないから１回戻る。」

智「家は決まったの？」

和「俺の家で一緒に住むんでしょ？」

間髪入れずにおにぃが答えた。

この人もさっきまで智くんを膝枕にして爆睡してたのに、、、

これまた恐怖。

私これで寿命5年くらい縮まったと思う。

ってか、なぜおにぃが答える！？

どう考えても私に聞かれてる質問だわ。

智「え、そうなの？」

「いえ、新しく家を買って、ちゃんと一人暮らししますから。」

ということで、3日後

おにぃとは住む住まないで一悶着あったけど、

無事に私の勝利に終わり、今は不動産屋に。

でもなんで、

和「やっぱり、セキュリティ一が万全じゃないとね！」

おにぃがいるの？

この人仕事してないのか？

今朝急に、僕もついてく、とかいってきたんだけど。

そんな休みがあるようには見えないんだけどな。

マネージャーがかわいそう。

今日は同情するわ。

和「A！ここがいいよ！

うん、ここにしよう。決定。」

「え！？」

私の家なのに、

おにぃ、さすがに過保護がすぎるよ。。。

「ちょっとまって！

私ちゃんとしたとこ選べるから！

私の家だから自分で決めるから！」

おにぃが決定と言ったところは、一人暮らしには広すぎるし、家賃も高い。

そんな所に住めるかっつーの。

一緒に決めたんだから、僕も住んでいいでしょ、とか言われそうだし。

おにぃが仕事の時にゆっくり決めよ。