キミといた時間 (ページ4)

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３万里ｓｉｄｅ　過去ページ4

万里side
こいつとはもう小さい時からずっと一緒にいて、まだ小さい時は俺の後ろをくっついて来て

姉貴しかいない俺にとっては、妹の様な存在だったんだ、いつからかこいつを妹じゃなくて

一人の女って意識し始めたのは、あれは俺が中学2年の時鈴音の両親は交通事故にあって

亡くなった。それからこいつの笑わなくなったこいつは上手く隠してるつもりだったんだろーが

俺は見抜いてた本当の笑顔じゃないことぐらい、小さい時からずっと一緒にいたんだ分からないわけ

ない葬式の時もあいつは泣くこともせずただずっともう帰って来ない二人の写真を見つめていた

泣くこともなくせず只々見つめていたのを覚えている、それか葬儀に来ていた人達に挨拶とかして

その日は終わった。家に帰ってからうちの親が飯ができたから鈴音を呼んで来いって言われて

鈴音の家に行ったまぁ～家自体隣同士だから全然大した距離でもないし玄関前についてベルを鳴らしても出てくる気配もなく戻ろうとしたら家の中ら泣き声が聞こえた都合よく鍵が掛かってなく

声する部屋に行くと
～回想～
鈴音)なんで?どうして？嫌だよママ！パパ！帰ってきてよ！嫌だよ！一人は寂しいよ！
もうわがまま言わないから！お願いだよ！ねぇ？ママ。パパ。独りぼっちになっちゃたよ？
これからはどうすればいい？独りぼっちじゃもう笑えないよ！！いやだよ～!!!
～
葬式の時もどこでも泣かなかったあいつが、1人で、たった一人で、もう帰って来ない人達の部屋
で只々一人で泣き叫んでいた。
～
万里)・・・・・・。おい、鈴音?

鈴音)ビクッ⁉ 万ちゃん、どうしてここに？

万里)母さんが呼んで来いってこんな時だからこそちゃんと飯くった方がいいって、それに姉貴たちも心配してた。もちろん俺も・・・。鈴音)ねぇ、万ちゃん、、あのねママもパパも私が殺したの

万里)？？何言って鈴音)ケーキ、誕生日ケーキ何がいいって言われてTVで紹介されたケーキがあってそれが良い！って言ったらその帰り二人は・・・・・・。居眠り運転のトラックと衝突して！
だから！万里)！！！違う！それはお前のせい何かじゃねぇよ！鈴音)違くない！私がお願い何かしなければ二人こんな事にならなかったもん！だから！万里)だからちげーって!!! ガバッ(抱きしめた)お前のせい何かじゃない、誰も鈴音責めたりなんかしねーし！させねーよ！

あ～文字数たりないので次いきまーす！