極道の娘が陰キャ組を貰う話 にっ！

36話 ページ6

まあ、結果はいうまでもないが



「ぅっぅぐ...」



「はっ、はぁぁ..」



「けほっ、けほっ」



「はっぁっ、はっあ、っ...」



「大丈夫かね？」



ものの30秒で終わった、何かいきなり消えて後ろに周り込まれ、そのまま...


その後、基礎的な身体の動かし方を覚える為に訓練したら..1時間でこれだ



「やり過ぎも身体を壊すだけじゃ、一端休憩じゃ」



「「「「...はっ、はぃ...」」」」



全員息が切れ、もう動けないという状態だ


辛い....というか、傭兵だったナワーブさんまでも


ヘトヘトに成るこの訓練ってなんなんだろう...



「のう、主ら、Aのことはどこまで知っているんじゃ？」



「「「「(全員顔を見合せる)」」」」



知っていると言われるとわからない


僕達は全然ご主人様のとこを知らない



「訓練は午後8時までやる、空いた時間に会いに行って見るといい



知らないじゃ、駄目じゃろ、腐っても枯れても優しくてもAが主人だからな」



「「「「...わかりました...」」」」



「じゃ、訓練再開じゃ」



「「「「えっ？！」」」」



ーーー



「死ぬかと思ったよ....」



「..僕もです..」



「身体が痛い....」



「筋肉痛じゃすまねーよなこれ....」



きっちり午後8時に訓練は終わり、部屋に戻ることに


全員ふらふらと歩きながら、部屋に戻る


眠いし、お腹も空いた、お風呂に入ってご飯を食べて寝た方がいい


しかし、休憩中に言われた通り、ご主人様のことを知らないのは問題だろう



「...」



「...今日行くのは止めにしようぜ、こんなへろへろの状態じゃ



話せないと思う..」



「...そうだね」



怪我してるご主人様にヘトヘトの状態を見せて不安にさせたくない


....不安に成ってくれるかどうかはわからないけど



「つか、早く風呂入ろうぜ...匂いキツイぞ」



「...そうですね」



ささっと全員でお風呂に入って身体を洗い、ご飯を食べる準備をしなければ

37話→←35話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す