極道の娘が陰キャ組を貰う話 にっ！

44話 ページ14

Aさんの風邪の看病から、数日して



「よし、これで資格は十分じゃ、ようこそ



三日月組へ(地獄へ)」



「「「「よろしくお願いします」」」」



師匠は、組への参加資格を取ったと認めた



「資格であって、まだゴールじゃないぞ？主ら」



「「「「へ？」」」」



「ここの組は役職が必要なんじゃ」



「役……？」



「職……？」



「そうじゃ、どんな組の仕事なら自分は出来る？



なんでもいい、庭の手入れでも、料理長でも、医者でも、なんでも



なんなら、墓作りでもいい、自分が出来ることを探すんじゃ」



「なるほど…………」



「と言っても、足りん役職はもう決まっておるんじゃ



まとめて置いたから、自身で選ぶがいい」



「選ぶんかい！」



即座にナワーブさんがツッコミを入れる



「一応探す要素いれて置いたからの、隠しレア役職を用意して置いたぞい



まあ、隠しで、レア、わかるかのう……では、わしはしごきに戻る



じゃあの」



そう言って去っていく、師匠



「ええ………」



「とりあえず、求人情報見るしかないね」



「役職とか言ってたけど、これ、求人雑誌か何かだろ」



「そうですね……」



わりと色んな仕事がある様だ、医者、料理、掃除、警備…………


………隠しのレア役職……



「うーん、レア役職ねぇ、面倒くせーから警備かな」



「だろうね、うーんどうしよう……」



「わりと面白そうな役職ある……」



「レア役職気になるけど……全くわからないや」



「……」



色々見たが、特に気にかかる物がない


一応、墓作りには興味があるが………


レア役職が気になる、あの人は、探す必要がある役職だと言っていた


………なんだか、気になる



「どうしたんだ？イソップ」



「いえ、別に」



・・・


とりあえず、求人雑誌を穴が空くくらい見る


この組は何故か謎解き要素が多々あるのだから、探し出せと言われた職なら


ヒントはこの雑誌だろう


………まだ、わからない


明日誰かに聞いてみるのもいいかも知れない


秘密保護はかなり緩いから知ってる人間が居るかも知れない

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