愛と哀２【約束のネバーランド】

アイが８２つ ページ35

話が終わらなさそうなので少しだけハブって話を進めていきます...

ご了承下さい
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エリーside

自由時間


ノーマン達がいない...

何処か別の部屋へ移ったのかしら


図書室の窓から森を見渡し、最年長五人がいない事を確認する

内通者と裏切り者ははっきりした

これであの子達もママの動きは把握できる


次は...

図書室の中へ視線を移し、目的の一人を見つけた


『フィル、その本を持ってこっちへおいで』




ドンside

ノーマン「今はとにかくシスターに気を付けて
下手な動きで墓穴を掘らぬこと」

レイ「その通り ママはともかく
シスターにバレたら即アウト そのつもりで動け」

エマ「普通にしてれば大丈夫」


エマが安心させるようにギルダの肩に手をおく


八時に消えるママの奇行、隠された秘密の部屋



提示連絡って、エマが言ってた悪い奴らと連絡をとってるのか？

何でお前らそんなに冷静なんだよ


早く、早くコニーを助けにいかないと...



レイ「ドン、悪いが先に夕飯の準備いってくれないか」


俺らの方を見たレイが何時もの声のトーンで言う


俺らは邪魔って訳かよ


若干の嫌悪感を抱きながら言われた通りギルダと二人で部屋を出た



ギルダ「ねぇ、ドン

本当にコニーは無事なのかな...」


後ろを付いてきていたギルダが不意に発した言葉に、思わず立ち止まる

ギルダ「いやっ、エマ達を信じていない訳じゃないんだけど...


昨日のエリーの一件で、一気に不安になっちゃって...


ギルダの心配することも分かる


エリーだってこの前まで、普通だったのに


全部全部嘘だった

俺たちをずっと騙していた


ドン「なら、俺らだけで確認してみよう」

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ドン「ごめんママ 急いでてっ」


ママにわざとぶつかって、ポケットから鍵を盗み、ギルダの元へ戻る


ギルダ「本当に？あの一瞬で？」

ドン「俺にだって特技の一つはあるんだぜ
俺知ってんだ...」



ママが持ってるハウスの鍵は右ポケットに一種類だけ

それで家中全部の錠が開けられる



ドン「親鍵(マスターキー)...これでダメなら諦める

俺は納得いかない


コニーの安否も、エリーの嘘も、あいつら(ノーマン達)の隠してることも


ギルダ、お前だって確かめたいだろ

入ってみようぜ ママの秘密部屋...

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