愛と哀２【約束のネバーランド】

アイが６０つ ページ12

ドン「ちょっ......え？待って じゃあママは？」


エマ「悪い人に私達を売ってる.....」



ドン「は！？ バカ言え！！

ふざけんなよ...ありえねぇだろ あんなに優しい....

取り消せエマ！！！」


ドンは怒気を孕んだ声でエマに怒鳴る


ほらみろ、嘘つくからだ、とでも言いたそうなレイ



駄目だ、これ以上の会話は無意味でしかない

『ノーマンもう止め「ドン」


私より先に口を開いたのはギルダだった



ギルダ「ハウスのこと、ママのこと大好きなエマが、

そんな嘘つく理由ない

それにね、変だと思ってた...

あの日、エマ達が門へ行って

いつもの２人なら、たとえ規則を破っても

すぐに正直に謝って元通り...なのに、

謝るどころかエマから口止めされるし

ママは本当"罰ゲーム"みたいなお手伝いさせてくるし、

エリーも黙って一人考え込んでる時間が増えて...

どんどん、聞けなくなっちゃって...」


エマは声を上げて泣き着くギルダを宥めるように

そっと背中に手を回す



ギルダ「見たの？エマ達は


コニーも、売られて行ったの？悪い人に...」


ノーマン「あぁ、でも間に合わなかった」



ドン「えっ、待って、コニーまさか...

無事だよな？大事ないんだよな！？」


間に合わなかった、


ドンはコニーと仲が良かった

だからこそ不安なのだろう



ノーマン「わからない」


エマ「ここから逃げて、コニー達助けに行こう

全員みんなで一緒にここから逃げよう！」

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