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一日目 ー 7 ページ9

貴方side



「お姫様、サンドイッチ持ってきましたよ。」




数分後、零が片手にトレイを載せて戻ってきた。

サンドイッチとコーヒーが乗っている。

わざとらしく敬語で話してきたことについては触れないでおいてあげよう。



『いぇーい!零のサンドイッチ!久しぶりだなぁ〜』




すぐに受け取り、真っ先にハムサンドへと手を伸ばそうとする。


が、腕を綺麗な褐色肌のもうひとつの手に掴まれた。






「A、今すぐ食べてほしいところなんだけど...」







この時の零の表情で、彼が何を言おうとしたのか悟った。


やっぱり誤魔化すことは出来ないかなぁ...







『....どうしても、言わないとダメ?』




「あぁ、」




『零が...どう思うか分からない、けど、いい?』




もう一度、最後に、確認で聞くと、零は私の手を握って目の前にしゃがんだ。








「あぁ、大丈夫、俺は何があろうとお前の味方でいる。」









零だって、私が何を言うかわからなくて不安だってあるだろう。


なのに、いつもみたいな眩しい笑顔で受け止めてくれる。







この顔を見ると、いつも安心できる。









私は一度深呼吸をしてから、全てを話す覚悟を決めた。









『私は.......私の命は...あと一週間....なの、』









その時の彼の顔は、忘れもしない。

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壟薇 - 面白いです!もう更新なさらないなでしょうか?続き気になります!また機会があれば是非頑張ってください (2019年10月12日 19時) (レス) id: ba5f7bf38b (このIDを非表示/違反報告)
ハッカ飴(プロフ) - 降谷零のときは俺ですよ!かざみんに話す時も俺なので、素性を知ってる彼女なら俺でいいと思います (2018年5月31日 0時) (レス) id: 3f83c3abab (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ミツキ x他1人 | 作成日時:2018年5月28日 21時

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