5話 ページ6
棺を次々と開け、一人一人名前を鏡に向かって何か言い、何かを告げられた人から前に並んでいる人達の所へ向かっていく。
ホグワーツで言う、組み分け帽子の役割をしているのか、あの鏡は。
…デカイな。
なんて思いながら、遠くから眺めていると、いつの間に出ていった仮面をした学園長が1人の男子と猫？を連れていた。
｢なんだあの動物…｣
魔法動物の本にも乗ってない動物だ。
まさか、新種?!
と、1人でワクワクしていると、急に静まり返った。
｢なんですって？｣
「この者からは魔力の波長が一切感じられない……色も、形も、一切の無であるよって、どの寮にもふさわしくない！」
魔力の波長？何言ってんだこの鏡は。
寮決めは、その人の本質で決めるんじゃないの？と頭にはてなを浮かべながら見ていた。
ん？魔力がないってことは、あの子マグルか！
少し仲良くなれないかな…
Aはマグル＿＿魔力を持たない一般の人のこと＿＿とは友達になったことがない。
幼い時には少しだけ魔法を使ってしまい気味悪がられ、そこから友達があまりできなかった。
そのままホグワーツに入学し、その中で友達ができたためマグルとは会う機会が少なかったのだ。
「魔法が使えない人間を黒き馬車が迎えに行くなんてありえない！」
まぁ、魔法学校にマグル来てもね……
ホグワーツでもこんなのこと起こんないし、起きたとしても【オブリビエイト(忘れよ)】されるから意味ないか。
「生徒選定の手違いなどこの100年ただの一度もなかったはず
一体なぜ……」
すると、学園長の腕が緩んだのか、新種の生物が向けだした。
「もごもご…ぷはっ！だったらその席、オレ様に譲るんだゾ！」
「あっ待ちなさい！この狸！」
捕まえようとするが意外にすばしっこい。
「そこのニンゲンと違ってオレ様は魔法が使えるんだゾ！
だから代わりにオレ様を学校に入れろ！
魔法ならとびっきりのを今見せてやるんだゾ！」
すごい嫌な気がする…
「プロテゴ(護れ)」
とっさの判断で保護魔法を自分の周囲にかける。
すると赤い髪の少年が叫ぶ。
「みんな伏せて！」
「ん゛な゛〜〜〜！」
すると青い炎が、部屋全体に放たれた。
その中心にはあの獣。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1545人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ツイステ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
CHIA(プロフ) - 続きを楽しみにしてます！！😭😭 (2021年10月17日 11時) (
レス) @page38 id: a32ddc8099 (このIDを非表示/違反報告)
ロウシャ - はじめまして。ハリー・ポッターとのクロスオーバー、とっても面白いです！！続き、楽しみにしています！！ (2021年1月11日 0時) (レス) id: 934a25d21e (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな(プロフ) - (*￣∇￣*) (2020年7月28日 16時) (レス) id: e7791cc44f (このIDを非表示/違反報告)
あいぽん♪(プロフ) - 氷狐さん» ありがとうございます！大変お待たせしました、引き続きよろしくお願いします!氷狐さんもお体に気をつけてくださいね！ (2020年7月22日 17時) (レス) id: d8bf24e25f (このIDを非表示/違反報告)
氷狐 - あったらいいなと思っていたクロスオーバーがあった…！！とても楽しませていただいてます！体調にも気を配って無理しない程度に更新してくださいね！ (2020年7月16日 2時) (レス) id: 43c698ce3f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：あいぽん♪ | 作成日時：2020年7月6日 13時
