29話 ページ31
「それじゃあ、タルト持って出直してきてね♪
ばいばーい!」
ある程度の所に行くと、ケイトはそう言ってまた庭の方に戻って行った。
「なんだよ、アイツ〜!」
「倒しても倒しても湧いてきた……
幻覚魔法かなにかか?」
「それより、タルトないなら門前払いなんだろ?
オレら最初から手ぶらだったじゃん
薔薇を塗るだけ手伝わせやがって!」
最初から分かっていて手伝わせたのか……
くそっ……この私が騙されるなんて。
「ちゃっかりしてるんだゾ」
「ホントにね……」
「じゃあ、お詫びのタルトを用意して出直しだな
放課後にでも……ハッ!!!!やばい!!!!」
「ハッ!!」
ユウとデュースが何かに気づき慌て始めた。
「まずい、もう予鈴の時間過ぎてる!
遅刻するぞ!」
「ふな゛っ!
オレ様の輝かしいスクールライフ一日目にミソがついちまう!
オマエたち、教室に急ぐんだゾ!」
そう言うと皆鏡に向かって走り出し、本気で急ぐ。
「そういえばユウたちのクラスどこ?
1年だろ?」
「学園長が一年A組って言ってたゾ!」
「なんだ、同じクラスじゃないか
一限目は魔法薬学だな」
和気あいあいとしているがこの四人私と違うクラスだったのか。
「私はB組なんだけど……
ハブじゃん」
「Aだけハブとかざまぁじゃん」
エースに指を指されながら笑われた。
その顔が凄くムカついたので杖を構える。
「もう一発欲しいの?」
「暴力はんたーい!」
そう言うと、エースはスピードをあげた。
負けじとAもスピードをあげる。
あいにくAはイタズラして相手から逃げるために足を鍛えていたため、軽々とエースに追いつく。
エースはまさか追いつかれるとは思っていなかったらしく、ムカつく顔が驚いた顔に変わっていく。
「は!?
お前なんで!?」
「みくびんなよ!
リディクラス!(バカ笑い)」
エースの悲鳴がメインストリートに響いた。
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CHIA(プロフ) - 続きを楽しみにしてます!!😭😭 (2021年10月17日 11時) (レス) @page38 id: a32ddc8099 (このIDを非表示/違反報告)
ロウシャ - はじめまして。ハリー・ポッターとのクロスオーバー、とっても面白いです!!続き、楽しみにしています!! (2021年1月11日 0時) (レス) id: 934a25d21e (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな(プロフ) - (* ̄∇ ̄*) (2020年7月28日 16時) (レス) id: e7791cc44f (このIDを非表示/違反報告)
あいぽん♪(プロフ) - 氷狐さん» ありがとうございます!大変お待たせしました、引き続きよろしくお願いします!氷狐さんもお体に気をつけてくださいね! (2020年7月22日 17時) (レス) id: d8bf24e25f (このIDを非表示/違反報告)
氷狐 - あったらいいなと思っていたクロスオーバーがあった…!!とても楽しませていただいてます!体調にも気を配って無理しない程度に更新してくださいね! (2020年7月16日 2時) (レス) id: 43c698ce3f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あいぽん♪ | 作成日時:2020年7月6日 13時