検索窓
今日:12 hit、昨日:14 hit、合計:341,261 hit

29話 ページ31

「それじゃあ、タルト持って出直してきてね♪
ばいばーい!」



ある程度の所に行くと、ケイトはそう言ってまた庭の方に戻って行った。



「なんだよ、アイツ〜!」



「倒しても倒しても湧いてきた……

幻覚魔法かなにかか?」



「それより、タルトないなら門前払いなんだろ?

オレら最初から手ぶらだったじゃん

薔薇を塗るだけ手伝わせやがって!」



最初から分かっていて手伝わせたのか……



くそっ……この私が騙されるなんて。



「ちゃっかりしてるんだゾ」



「ホントにね……」



「じゃあ、お詫びのタルトを用意して出直しだな

放課後にでも……ハッ!!!!やばい!!!!」



「ハッ!!」



ユウとデュースが何かに気づき慌て始めた。



「まずい、もう予鈴の時間過ぎてる!

遅刻するぞ!」



「ふな゛っ!

オレ様の輝かしいスクールライフ一日目にミソがついちまう!

オマエたち、教室に急ぐんだゾ!」



そう言うと皆鏡に向かって走り出し、本気で急ぐ。



「そういえばユウたちのクラスどこ?

1年だろ?」



「学園長が一年A組って言ってたゾ!」



「なんだ、同じクラスじゃないか

一限目は魔法薬学だな」



和気あいあいとしているがこの四人私と違うクラスだったのか。



「私はB組なんだけど……

ハブじゃん」



「Aだけハブとかざまぁじゃん」



エースに指を指されながら笑われた。



その顔が凄くムカついたので杖を構える。



「もう一発欲しいの?」



「暴力はんたーい!」



そう言うと、エースはスピードをあげた。



負けじとAもスピードをあげる。



あいにくAはイタズラして相手から逃げるために足を鍛えていたため、軽々とエースに追いつく。


エースはまさか追いつかれるとは思っていなかったらしく、ムカつく顔が驚いた顔に変わっていく。


「は!?

お前なんで!?」



「みくびんなよ!

リディクラス!(バカ笑い)」



エースの悲鳴がメインストリートに響いた。

30話→←28話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (588 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1545人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

CHIA(プロフ) - 続きを楽しみにしてます!!😭😭 (2021年10月17日 11時) (レス) @page38 id: a32ddc8099 (このIDを非表示/違反報告)
ロウシャ - はじめまして。ハリー・ポッターとのクロスオーバー、とっても面白いです!!続き、楽しみにしています!! (2021年1月11日 0時) (レス) id: 934a25d21e (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな(プロフ) - (* ̄∇ ̄*) (2020年7月28日 16時) (レス) id: e7791cc44f (このIDを非表示/違反報告)
あいぽん♪(プロフ) - 氷狐さん» ありがとうございます!大変お待たせしました、引き続きよろしくお願いします!氷狐さんもお体に気をつけてくださいね! (2020年7月22日 17時) (レス) id: d8bf24e25f (このIDを非表示/違反報告)
氷狐 - あったらいいなと思っていたクロスオーバーがあった…!!とても楽しませていただいてます!体調にも気を配って無理しない程度に更新してくださいね! (2020年7月16日 2時) (レス) id: 43c698ce3f (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:あいぽん♪ | 作成日時:2020年7月6日 13時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。