魔法使いの違う世界【ツイステ】

1話 ページ2

数ヶ月前、ヴォルデモートとの戦争が終わり、魔法界にはまた平和が訪れた。



人々はその勝利の余韻に浸っていたが、Aだけは違った。



時が流れれば流れるほど、死喰い人から受けた攻撃が身体を蝕んでいく。



一生の不覚だとAは思い、直ぐに対処をしたが、中々しぶとい。



自分の症状と同じ呪いや魔法を調べたが該当はなかった。



どんな魔法なのかも分からないため、治し方が分からない。



因みに、攻撃を受けた瞬間Aは一瞬にしてその死喰い人を倒し、魔法を何度も向けた。



向けた時の言葉は



｢お前ぇの顔覚えたからな!!｣


と怒りに任せ怒鳴り散らした。


それぐらい、怒り狂っていた。



その時と同じ感情が常にある。



胸が痛み、手足が痺れ声が上手く出ない。



こんな症状が2時間に１回のペースで襲ってくる。



ハリー達には迷惑をかけられないと思い、悪友達には田舎ライフを楽しみたいと言い残し、山へ籠った。



マクゴナガル先生が週に1度手紙をくれるぐらい交友を経っている。



｢痛てぇなちくしょう…｣



薬がなければ息をするのが苦しい。



症状が悪化していく、カウントダウンがもう0に近い。



｢ぜってぇにあの死喰い人と鼻なしハゲ許さねぇ…
孫の代まで呪ってやらぁ｣



＿＿＿＿あぁ、今日も薬の効果が薄らいでる。

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