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____なんだかほわほわする。



「____ってことなんですが、どう思いますか?」


「____はぁ?るぅとくんなに言ってんの。それは僕が」


「____るぅとくんもころちゃんも、なんにも分かってないなぁ。俺の方がね、お菓子作れるしいいと思うよ」


……三人が口論しているように見える。


なんのことで争っているのかは聞き取れなかったが、三人ともすごい形相で睨み合っていた。


「____お前ら、うるせぇんだよ!」


と ここで、さとラノドンが乱入!


さとラノドンが火を吹きお城が炎に包まれて……






「うわああああぁ!」


ガバッと上体を起こす。


辺りを見回してみると、口論している三人もいなければ さとラノドンもいない。


「……夢か」


火事にはなっていない と一安心して、急に違和感を覚えた。



「……あれ、私 ななもり様の膝の上で寝たはずじゃ」




……なぜか、私は王子様の部屋のベッドで寝ていた。



ななもり様に運ばれたのか、とも思ったが ななもり様と王子様の部屋はかなり距離があるし 第一ななもり様ほどの細身の男性が私を運べるとも思えなかった。



とりあえずベッドから降り、広い部屋を見渡す。


……やはり誰もいなかった。


「あの、すみませーん!どなたかいらっしゃいませんかー……」



叫んでみても、広い部屋に私の声が反響するだけ。



事情は後で聞こう、と思い 部屋を後にしようとしたそのとき、部屋の扉が開いた。



「……あ、起きたんですね」



「るぅと様……!あの、私はどうしてこちらに」



この部屋の主が入ってくると、後ろから 赤い犬耳と水色の髪の毛が見えた。



「それは後で説明するので。莉犬、ころちゃん、入ってきていいよ」



まさに鶴の一声。王子様の言葉で、莉犬様ところん様が部屋に入ってきた。


「さとみくんはどっか行っちゃいましたね。あ、なーくんとジェルくんは後から来ます」


"なーくん"……?



なにか忘れているような。




「____あっ!ジェル様の書類」



「ふふん、俺たちでやっといたんだ」



今だけは莉犬様が神様に見える。


さっきのキスのこと、今だけは忘れててあげます。



「お手数お掛けして本当に申し訳ございません……私が寝てしまったばっかりに」


「……寝た、じゃなくて寝かされたんだよ」



ずっと静かだったころん様がなにか呟いたと思ったら、るぅと様がキッと睨みつけていた。



「……さて、本題ですが」

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虹の根本付近に生息しているアイ(プロフ) - 菜々志さん» 菜々志さん ありがとうございます嬉しいです;; (2022年2月19日 11時) (レス) id: c4be3cb89b (このIDを非表示/違反報告)
菜々志(プロフ) - 高評価をもっと押させてくれぇぇぇ!!!ww (2022年2月19日 8時) (レス) @page7 id: ec6dd9f0aa (このIDを非表示/違反報告)
虹の根本付近に生息しているアイ(プロフ) - 泡沫さん» 泡沫さん コメントありがとうございます! そう言っていただけて本当に作者冥利に尽きます……(T T) 体調にも気を配りながらこれからも更新頑張ります! (2022年1月15日 15時) (レス) id: c4be3cb89b (このIDを非表示/違反報告)
泡沫(プロフ) - こんなに面白いと思った作品は初めてです…!体調にお気を付けて、そして更新も無理せず頑張ってください! (2022年1月15日 12時) (レス) @page50 id: 7687e77697 (このIDを非表示/違反報告)
虹の根本付近に生息しているアイ(プロフ) - 泡糖さん» コメントありがとうございます!わたし的に小説を書いていていちばん嬉しいお言葉、本当にありがとうございます…(泣 ) 最近寒いですもんね、体調に気をつけながら更新頑張ります!泡糖さんも体調を崩されませんようにお過ごしください✨ (2021年12月30日 8時) (レス) id: c4be3cb89b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:虹の根元付近に生息しているアイ | 作成日時:2021年11月24日 21時

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