【第五人格】僕は貴方に恋をした【納棺師】

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暗号機残り2台。

マーサがロケットチェアに座らせられている。



彼女は今までずっとチェイスをしていてくれたが、
場所が場所、湖景村は強いとこはなかなかにあるが、他の場所に移動するまでの距離が長い。


更に、ハンターはあのピエロだ。

ロケットダッシュを使い、あの長距離をものとも言わず縮めてくる。



なかなかにここと相性が良く、チェイスし続けるのは難しい。



彼女はよく時間を稼いでくれた方だ。









だが、僕は棺を置いた場所から遠く離れた暗号機の解読をしていた為、彼女の納棺に間に合わなかった。



彼女は飛ばされるまでの耐久時間が長い。


イライさんの場所はわかっている。

僕の解読していた場所の少し置くだ。


少々距離はあるが、僕が行くのが1番早く救助できるだろう。









救助に行こうと走っていた時、少し先にAさんがいるのを見つけた。



彼女も僕に気づいて、待ってというように僕に手のひらを向けてきた。







自分が救助にいくから、来なくていいという意味だろう。



素直に頷き、近くの暗号機の方へと足を方向転換させた。





ちりりと後ろを向くと、走っていく彼女の姿が見える。


先程結った長い髪が揺れている。





その時、胸がドクンと跳ねたように感じた。









…そんな事より解読をしよう。





気の所為ということにして、前に向き直り暗号機に触れる。

彼女は突然に→←彼女の髪

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