中国ロケの本当の裏側…Part2

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たかきsaid




中島「大丈夫かな…？」

たかき「うまくいくといいんだけど…。」

岡本「心配だよ…。」





山田[今ね、隣の部屋にいるんだけど、スタッフがいるから入れない状況。]

八乙女「了解。待ってみるしかないな…。」






〜♪(着信音)



たかき「誰だろ？」

画面には伊野尾くんと表示されている。


たかき「伊野尾くんからだ。ちょっとごめんね。

もしもし？」




伊野尾「うぅ…たかぎぃ…大ちゃん…うわぁーん…」

たかき「どうしたの！？え、お、とりあえず…落ち着いて…」

中島「なんかあったの？大丈夫？」


たかき「有岡くんがどうしたの？」

岡本「大ちゃん！？なに、」









伊野尾「…戻ってきた。」









？？？









たかき「え…もうちょっと説明して…？」


伊野尾「だーかーらぁ！大ちゃんがぁ！治ったんだってばぁ！」


伊野尾くんの珍しく大きな声量でこの場にいる二人にも聞こえた様子。

岡本・中島「…え…？」

中島「でも…どうやって…？」

たかき「えっと、なにがあってそうなったの？？？」

伊野尾「ちょっと待ってて。」

有岡「…もしもし？俺…だけど。」

たかき「…っ！？有岡くん！！！声っ！、え、ほんとに、ほんとに大丈夫なの！？」

久しぶりに聞いた有岡の声に目頭が熱くなる。

中島「ちょっ雄也早くスピーカーにして！！」

裕翔に急かされ慌ててスピーカーのボタンを押す。

有岡「えっとー…ちょっとどう説明したらいいかわかんないんだけど…治ったみたい…？」

中島「とっ…とりあえず、いったんやまたちと連絡取ろう…！」

たかき「あ、えと、皆には撤収してもらう？もう手に入ったかな？」


ｼﾞｼﾞｯ…

知念[なんとか任務完了！！]

薮[OK！じゃあ車に集合。]




有岡「…何やってるの、？みんなそこにいるの？」


あ…。
どう説明する…？


ふいに裕翔がうなづいてみせた。


中島｢あのね大ちゃん。俺たち、大ちゃんの病気の…原因となったかもしれない薬品を調べるためにちょっと、…｣

有岡｢俺、薬品で…？｣

岡本｢あ、まだそうと決めつけたわけじゃないんだけど…それを確かめるために、その薬品を探してて…｣

有岡｢それでみんな集まって…？｣

中島｢…うん。｣



有岡｢いのちゃん！！！早く皆の所に案内して！｣

伊野尾｢ふぇっ！？わ、分かった…。｣


有岡｢細かい話は後で聞くし、俺も自分に起こったことはちゃんと説明する。｣







たかき｢待ってる。｣

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