【wrwrd!】ぶりっこ系悪女…とでも思った？ (ページ36)

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とりあえず学校終わったんで他の風紀委員は家に帰しました
ここからが大変

「…で、なんで私なんです？」

gr「リオだしいいやんって」

sn「ケツ向けよ？グルッペン」
gr「それはやめてくれ」

さっきからgdgdすぎる
やらかした人間たちとは思えません

ut「ところでさぁリオちゃん」

「失せろ鬱」

キモい、煩い、臭い←
しばらくは許してやらない

ut「辛辣ゥ！、その、堅っ苦しい敬語やめてさっきキレた時みたいにタメではなそーや」

「素からこんな感じなんで無理です」

ちっこい頃からこんなんなんで☆
てかホント抱きついて来ないでいただきたい
反省してませんねこりゃ

sha「それにしちゃあせらさんにはある程度タメ語やん？」

「んん…まぁそれはそうですがせらはその話し方じゃないとって言う私の本能的な問題です」

ci「なにそれめんど」

たわいもない会話をしていると後ろから声が掛かる
振り返ると申し訳なさそうな顔をしているトントンさんで、体育座りで縮こまっているコネシマさんを指差していた

tn「そのぉ…な？ちょいここの落ち込んどるチワワ慰めてくれん？」

あれ、私がメチャメチャに言ったのが原因ですね

「いいですよ」

コネシマさんに近づくともっと縮こまった

「んん…そんな私もう怒ってないですよ、説教は終わりました」

kn「…でも、俺コイツらん中でいっちゃんお前に対して強う当たってもうとったし…」

ちょっと間が空いて普段では想像も出来ないくらいのか細い声が返ってきた

「そんなこと気にしてるんですか、私そんなコトにいちいち傷つく人間ではないですよ」

私は思わずクスッと笑って頭を撫でると
嫌がる事もせず、顔を俯けたまま肩を震わせていた

暫く撫で続けていると後ろからヤジが飛ぶ

shp「あ、先輩泣いてるんすかぁ？」
zm「泣wいwとwるw」

「やめとったって下さい、コネシマさんは今物凄いナイーブなんですから」

tn「はえーおかん」

「そっくりそのままお返しします」

kn「…ありがとおな、立ち直ったわ」

少し顔を上げたコネシマさんの目元は赤くなっていた
いいんですよ、と笑って返すとコネシマさんも笑い返してくれた

zm「やーいやーい目赤くなってやんの」
kn「お前なぁ！小学生か！w」

よかった、いつも通りになって

gr「で、その加入についてだが…」

「あぁ、もういいですよ、入りましょう」

今はなんだか清々しい気分だ

「奏、私やったよ

ちょっと大変だったけど」

雨の晴れた空を見てそう、呟いた